佐々陽太朗のチャリチャリ日記

人生いたるところに夏休みあり。佐々陽太朗の自転車日記。60歳と6ヶ月で仕事をリタイア。目指すはピンピンコロリ。死ぬまで元気なジイサンでいたい。輪行自転車旅、ポタリング、日々のトレーニングなど。

備中高梁サイクリング_二日目

2021/10/10

 備中高梁サイクリングの二日目。昨夜はラ・フォーレ吹屋に宿泊した。レストランが開くのが8時からというので、朝飯前にふるさと村を散策した。未だ観光客がいない静かな街並みを見ることができた。

f:id:Jhon_Wells:20211010064317j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211010064525j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211010064633j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211010064641j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211010064740j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211010065138j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211010065146j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211010065227j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211010065836j:plain

 いつものことだが朝飯はしっかりと食う。昨日はかなり疲れたし、夕食もお腹にもたれるほどたくさん食べたが、朝には旺盛な食欲がある。これがサイクリングの良いところでもある。車や鉄道での旅行ならこうはいかない。

f:id:Jhon_Wells:20211010080735j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211010081434j:plain

 9:00に宿を発つ。

 目の前をレトロなバスが通り過ぎた。旧高梁市立吹屋小学校の前を走るバスに、また昭和にタイムスリップした錯覚に陥る。

f:id:Jhon_Wells:20211010090142j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211010090219j:plain

 開店早々の土産物屋で吹屋のトウガラシで作った「紅てんぐ」という柚子唐辛子を土産に買う。ピザやパスタに合うそうだ。食べてみるのが楽しみである。

f:id:Jhon_Wells:20211010090453j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211011114027j:plain

 吹屋から新成羽ダムまでの12kmほどは下りばかり。ふるさと村を後にしてから、新成羽ダムにさしかかるまで一度もペダルをこぐ必要のない下りである。昨日こつこつため込んだ高度を、今日一気に使い果たす快感。昨日が蟻なら、今日はキリギリスだ。

 新成羽ダムからは成羽川沿いに走った。これ以上望めないほどの快晴に、空が、山が、水が目を愉しませてくれる。

f:id:Jhon_Wells:20211010101406j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211010103013j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211010103230j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211010105330j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211010105824j:plain

 正午前に高梁市成羽美術館にさしかかった。大名屋敷跡の石垣が残り、その上にコンクリート打ちっぱなしの建物が建っている。いかにも安藤忠雄氏の建物だ。展示は「江戸庶民の美 大津絵と浮世絵版画 -幻の東海道五拾三次-」。歌川広重の浮世絵版画「東海道五拾三次」と、その東海道の宿場町 大津で旅人に売られた土産絵「大津絵」の展覧会である。「東海道五拾三次」の版画に現在の写真が添えてあったが、全く別の風景になっている宿場があれば、面影を残す宿場もあって興味深い。

f:id:Jhon_Wells:20211012012508j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211010121714j:plain

美術館の外にあるトイレが斬新だった。

f:id:Jhon_Wells:20211010121533j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211010113102j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211010113145j:plain

 昼メシは蕎麦にした。美術館からほど近い蕎麦屋『花野』で「鶏せいろ」(1,000円)をいただいた。地元岡山の鶏と黄ニラの漬け汁がうまい。蕎麦もコシがあって美味。

f:id:Jhon_Wells:20211010125712j:plain

 13:50ごろ車を駐めていたところに帰着。ロードバイクを車に積んで福山経由で家に帰った。今日の走行距離40.23km、高度上昇268m、高度下降689mのダウンヒルでした。

f:id:Jhon_Wells:20211012002102j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211012002105j:plain

 

備中高梁サイクリング_一日目

2021/10/09

 気持ちの良い秋晴れの予報。本来なら秋祭りで屋台を担ぎ酒を吞んでいる日だが、新型コロナウイルスのため、今年も中止。ならばと備中高梁をサイクリングすることにした。

 何年か前に倉敷から高梁川を溯って高梁市街までサイクリングしたが、その時は松山城にも、吹屋にも行かずじまい。今回は高梁市まで車で移動し、松山城と吹屋を巡ることにした。

 朝暗いうちに家を出発し、福山に住む息子を拾って高梁に向かうので、前日から自転車を車に積み込む。

f:id:Jhon_Wells:20211011060515j:plain

 高梁市に着き、まずは天守を持つ山城では一番高いところにあるという備中松山城を見学する。城見橋公園駐車場に車を駐め、そこからお城まで歩いて登る。シャトルバスが出ていたが、お城までの距離を尋ねると2kmとのこと。急坂だろうが距離はたいしたことは無い。片道1時間はかからないだろうと歩くことにしたのだ。

 思った以上に急な坂で息が切れたが、苦労して登っただけに高梁市を見下ろす景色がすばらしい。城には”さんじゅーろー”というかわいい猫城主もいた。

f:id:Jhon_Wells:20211009095106j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211009100635j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211009100707j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211009100758j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211009101050j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211009103554j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211009103619j:plain

 松山城で歩いた距離4.10 km、高度上昇359 mであった。このあと吹屋までロードバイクで走るのだが、ちょうど良い準備運動になった。

f:id:Jhon_Wells:20211011132445j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211011132448j:plain

 

 備中松山城をあとにして、高梁市街の某無料駐車場に車を駐めてサイクリングを開始。走り始めてまもなく懐石料理店「花のれん」で昼食。私と息子は「定食膳」を、つれ合いは「味のたまて箱」を注文した。出て来た御膳を見てその格差は一目瞭然。唖然としたが、しかし男子たるもの食べものに文句を言ったりしない。何もいわず食べたのはいうまでもない。

f:id:Jhon_Wells:20211009133351j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211009130213j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211009130313j:plain

 

 おいしい昼ごはんに舌鼓を打った我々は意気揚々と吹屋ふるさと村をめざす。走り始めて成羽美術館を通り過ぎたあたりまではゆるやかな上りを快調に走ったが、成羽川を渡り宇治下原線に入った途端、急な坂道になった。ここから約15kmの山道は本当にきつかった。疲れ果てて上り坂はほとんど押して歩いた感がある。この日の総走行距離は28.61 km、総上昇量1,156 mであった。下の高度グラフで13kmあたりからの激坂とその後の小刻みなアップダウンを見ると、このルートの過酷さが分かる。心拍数も急激に上がっている。

f:id:Jhon_Wells:20211011174331j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211011174334j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211011174338j:plain

 吹屋は高梁市成羽町の標高約550メートルにそびえる山村である。江戸時代末期から明治時代にかけて石見国(今の島根県)の宮大工によって建てられたのだそうだ。ベンガラという紅色が映えた家並みが統一感を持って美しい村だ。まるで明治時代にタイムスリップしたような感覚に襲われた。観光客が往来にあふれていたので写真は翌朝に撮ることにして、宿に入った。宿は「ラ・フォーレ吹屋」にとった。宿の前には旧高梁市立吹屋小学校があり、風情のある宿だった。

f:id:Jhon_Wells:20211009163947j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211009164157j:plain

 宿の食事は品数が多く、食べきれるかどうか心配だったが完食した。特に県産ブランド牛”千屋牛の鉄板焼き”がたいそううまかった。

f:id:Jhon_Wells:20211009183103j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211009185051j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211009192115j:plain

 

2021年9月のアクティビティ

2021/10/01

 2021年9月のアクティビティーは距離475.75km、消費カロリー20,777kcalであった。相変わらず朝のウォーキングが中心ではあるが、自転車ツーリングで四国遍路を再開し、ゴルフも2回と少しだけ活動量を増やした。

f:id:Jhon_Wells:20211003154832j:plainf:id:Jhon_Wells:20211003154836j:plain

 このところ日の出がめっきり遅くなり、朝5時過ぎからのウォーキングは未だ暗い。しかしそれだけに天気の良い日の夜明け前は、空が群青でその中に月が冴えた輝きを見せ、山際が時間の経過とともに朱く染まる様はため息が出るほど美しい。もうすぐ夜が明けようかと明るくなってきた頃、キツネを見かけることが多くなった。どうやらこちらの動静に興味津々のようで、近づけば離れこちらを振り返る。北海道で見かけたキタキツネもそうであったが、キツネは警戒心より好奇心が勝つようだ。

f:id:Jhon_Wells:20211003053029j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211002054236j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211002054158j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211003055544j:plain

f:id:Jhon_Wells:20211003055718j:plain

 

四国八十八か所遍路(奈半利駅から、振り出しの立江寺まで輪行で帰る)

2021/09/21

 今回の遍路は昨日の26番札所・金剛頂寺を区切りとした。今日は振り出しの立江寺駐車場まで輪行で帰る。しかし室戸を回る線路がないので、土佐くろしお鉄道とJRを乗り継いで遠回りで帰らねばならない。

 立てた旅程は次のとおり。

8:55 奈半利駅
  電車土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線各停高知行
   1 時間 7 分 (20 駅) 
10:02 後免駅

  JR線に乗り換え

10:20 後免駅
  電車土讃線特急南風10号特急岡山行
   1 時間 2 分 (4 駅)
11:22 阿波池田駅

(駅を出て昼食)


12:59 阿波池田駅
  電車土讃線各停阿波海南行
   5分(1駅)
  電車徳島線阿波海南行
   2 時間 20 分 (24 駅)
  電車牟岐線阿波海南行
   26 分 (8 駅)
15:56 立江駅
  徒歩

立江寺駐車場

 

自転車を車に積み、淡路島経由で自宅に帰る。

 

 阿波池田駅で昼食休憩を挟まねば、立江駅までの旅程をもう1時間ばかり短くできるが大差は無い。ほぼ丸一日を鉄道による移動に費やすことになるがそれもまた良し。

f:id:Jhon_Wells:20210926221929j:plain

土佐くろしお鉄道奈半利駅】8:04

 ここでロードバイク輪行袋に詰め込み列車に乗る。

f:id:Jhon_Wells:20210921080424j:plain

土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線各停高知行】8:55乗車

f:id:Jhon_Wells:20210921094737j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210921092343j:plain

後免駅】10:02到着→10:20JR土讃線特急南風10号特急岡山行に乗り換え

f:id:Jhon_Wells:20210921101149j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210921101927j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210921104749j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210921110251j:plain

阿波池田駅】11:22着。

 駅を出て駅前商店街のうどん屋『一福亭』で「白身魚のフライ定食」650円を食べる。瓶ビールを2本吞む。満腹。

f:id:Jhon_Wells:20210921115742j:plain

神戸淡路鳴門自動車道室津パーキングエリア(上り)】17:40

 夕日を視ながらサンドイッチの夕食。

f:id:Jhon_Wells:20210921174337j:plain

神戸淡路鳴門自動車道・淡路サービスエリア(上り)】18:20

f:id:Jhon_Wells:20210921182601j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210921182608j:plain

 

四国八十八か所遍路(24番~26番)

2021/09/20

 昨夜は波の音を聴きながら眠りに落ち、早朝、波の音に目覚めた。カーテンを開けると部屋の窓から日の出を望める絶好のロケーションである。尾崎ビーチでは日の出を待たずサーフィンを楽しむ姿もある。

f:id:Jhon_Wells:20210920060656j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920060937j:plain

 今日は室戸の3ヶ寺を巡る予定。距離こそ昨日ほどではないが24番・最御崎寺と26番・金剛頂寺は山頂にあり、けっして楽な行程ではない。

 7:00を待ちかねて朝食。今日も食欲は旺盛。疲れはあっても体調は良い。

f:id:Jhon_Wells:20210920070054j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920072546j:plain

 

 8:00頃に宿「ロッジおざき」を出発。室戸岬灯台より高いところにある24番・最御崎寺をめざした。

【鹿岡鼻】8:05

f:id:Jhon_Wells:20210920080614j:plain

【ビシャゴ岩】8:50

f:id:Jhon_Wells:20210920085007j:plain

御厨人窟・神明窟】8:55

f:id:Jhon_Wells:20210920085422j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920085507j:plain

 室戸岬最南端を過ぎ、少し行ったところに最御崎寺へ上がる車道がある。海岸沿いの道路から標高164.8mまで一気に登る激坂である。体力的にきついがそれだけに景色は素晴らしい。

f:id:Jhon_Wells:20210920091743j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920091748j:plain

【24番・最御崎寺】9:40

f:id:Jhon_Wells:20210920094335j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920094849j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920100447j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210926005648j:plain

 

 最御崎寺参拝のあとは歩いて室戸岬灯台を見学。その後は自転車に乗ったが、国道55号には戻らず、高知県道203号・室戸スカイラインを走った。アップダウンはあったが、岬の峰を走るので素晴らしい景色を愉しめた。

室戸岬灯台】10:10

f:id:Jhon_Wells:20210920101053j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920101102j:plain

【室戸スカイライン山頂展望台】10:50

f:id:Jhon_Wells:20210920105412j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920110247j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920110259j:plain

 

 室戸スカイラインを下りきったところは室戸市室津で、ここに25番・津照寺がある。

【25番・津照寺】11:40

f:id:Jhon_Wells:20210920113936j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920114007j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210926005706j:plain

 

 津照寺参拝を終えたらちょうど正午であった。門前にある「遍路の駅 夫婦善哉」に「室戸のキンメ丼」の幟がある。キンメ丼とはなんぞやと調べてみると、室戸のご当地グルメで次の四つの条件を満たした丼らしい。①室戸沖でとれた金目鯛を使う。②ご飯に”室戸産金目鯛の照焼き”と”地魚の刺身”をのせる。③各店独自の”金目鯛のダシ”をつける。④具材は高知県産にこだわる。金目鯛の照焼きと刺身をのせたごはんをワシワシと食べ、少し残ったごはんに金目鯛のダシをかけて茶漬け風に食べるとうまいのなんの。たっぷりボリュームがあったが、おかわりが欲しくなるほどのものであった。

f:id:Jhon_Wells:20210920121140j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920121210j:plain

 

 津照寺を後にすれば、この度の遍路の区切りである最終札所26番・金剛頂寺に向かう。金剛頂寺の標高は161.0m。たいしたことは無いが最御崎寺とほぼ同等の激坂を上る。キンメ丼でお腹の膨れた身には滅法こたえた。

【26番・金剛頂寺】13:30

f:id:Jhon_Wells:20210920132323j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920132456j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920134106j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210926005730j:plain

 

 無事26番札所・金剛頂寺への参拝を済ませ、今回の旅の目的を遂げた。あとは20km強を走って安芸郡奈半利町の「ホテルなはり」に投宿すれば本日の予定終了である。奈半利町に泊まるのは、土佐くろしお鉄道の東の端の駅「奈半利駅」があり、これに乗れば後免駅でJR線と接続しているのでこの旅の起点・立江寺最寄りの立江駅まで列車で帰れるからである。ずいぶん遠回りの鉄道旅になるが、これが四国の鉄道事情。明日は車窓の景色を愉しんだり、本を読んだりしながら鉄道旅を満喫するつもりだ。

 本日の総走行距離54.59km。累積上昇1,286 m。消費カロリー2,255kcal。ホテルに入るなり缶ビール二本をがぶ飲みしたのは言うまでもない。

f:id:Jhon_Wells:20210926221925j:plain

 

 この日の夕食はホテルから1kmほど歩いた奈半利駅のちかく『長門寿司割烹』でいただいた。地元の食材を使った料理は美味であった。突出しの「ぬた」が鶯色をしていたので不思議に思い尋ねたところ、土佐では葉ニンニクを味噌に混ぜるらしい。これが滅法うまかった。塩焼きにした太刀魚は肉厚で食べ応えがあり、〆に食べた鰻の寿司はうまいのはもちろん、体の疲労を回復してくれそうでうれしい。酒は「土佐鶴」。キリッとした男酒だ。旅の締めくくりにふさわしい夕餉となった。

f:id:Jhon_Wells:20210920170849j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920171258j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920171941j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920173405j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920173846j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920182120j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210920182123j:plain

 

 

四国八十八か所遍路(23番)

2021/09/19

 昨日は19番・立江寺を起点に20番・鶴林寺、21番・太龍寺、22番・平等寺を巡り、「ベイサイドホテル龍宮」に宿泊した。今日は23番・薬王寺に参拝し室戸まで走る予定である。

 目覚めると部屋の窓から朝日が昇るのが見えた。

f:id:Jhon_Wells:20210919060104j:plain

 今日は100km近く走ることになるので、朝飯をしっかりいただく。

f:id:Jhon_Wells:20210919063338j:plain

 7:30 ホテルをあとにして23番札所薬王寺をめざす。薬王寺までは国道55号を走れば手っ取り早く行けるのだが、自転車旅なら車の多い幹線道より景色の良い道を走りたい。阿南市福井町から徳島県道25号日和佐小野線に入った。海岸に突きあたるとそこは由岐。美しい漁師町だ。快晴に恵まれ、空は青く、海は穏やかでキラキラ輝いていた。

田井ノ浜】8:30

f:id:Jhon_Wells:20210919083046j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210919083232j:plain

 

f:id:Jhon_Wells:20210919083750j:plain

【日和佐 大浜海岸】9:40

f:id:Jhon_Wells:20210919093819j:plain

 

【23番・薬王寺】9:50

 薬王寺奈良時代行基が開基したと伝わる古刹である。この薬王寺まで巡礼すれば阿波国23ヶ所「発心の道場」を終えたことになる。発心とは「発菩提心」のこと。悟りを求め、仏道修行を行おうと決意することだそうだ。それほどの思いがあるわけではないが、とりあえず遍路を始め、序盤を終えたことになる。

f:id:Jhon_Wells:20210919094500j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210919101220j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210926005632j:plain

 

 さて次はいよいよ土佐「修行の道場」のステージに進む。薬王寺から室戸へも国道55号が幹線道となるが、日和佐から牟岐までは南阿波サンラインを走ることにした。アップダウンがあるので体力的にきついが、リアス式海岸の断崖に沿って伸びる全長約17kmの絶景ワインディングロードである。

【南阿波サンライン】

f:id:Jhon_Wells:20210919104727j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210919105220j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210919110218j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210919110236j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210919120543j:plain

 

 牟岐からは再び国道55号線を走る。左手に太平洋を望みながら、ほぼ平坦な海岸線沿いを南へひた走る。

【那佐湾】14:10

f:id:Jhon_Wells:20210919141433j:plain

【東洋町】16:00

f:id:Jhon_Wells:20210919155726j:plain

 東洋町に入り、今夜の宿泊場所「ロッジおざき」が目前になった。夕食が予約出来なかったので手前の佐喜浜のコンビニで簡単な食事を済ませてから投宿。

「ロッジおざき」の部屋から南を眺めやると尾崎ビーチ、さらには鹿岡の夫婦岩が見える。尾崎ビーチでは日が暮れるまでサーフィンを楽しむ姿が見えた。小さく見えるサーファーがペンギンの群れのように見えるのを眺めながら、冷蔵庫でキンキンに冷えたビールをやる。

 この日の夜は、波の音を聴きながら深い眠りに落ちた。

f:id:Jhon_Wells:20210919173312j:plain


 本日の総走行距離95.83km。累積上昇1,527 m。消費カロリー3,073kcal。私はたびたび100km前後走るが、つれ合いにとっては異例な距離。海岸沿いのアップダウンのある90km超えは相当きつかったに違いない。よく頑張ったと思う。

f:id:Jhon_Wells:20210926221920j:plain

 

四国八十八か所遍路(20番~22番札所)

2021/09/18

 昨年12月に1番・霊山寺から19番・立江寺まで遍路して以来、いつの間にか9ヶ月経っている。夏の暑さもピークを越え、コロナウィルスの猛威も下火になってきた。当然のことながら、ワクチン接種も終えた。鄙を自転車で走り、最小限の飲食と宿泊でならそろそろ遍路旅を再会してもよかろうと、前回遍路旅の区切り地である立江寺までロード バイクを積んだ車を走らせた。

 朝7時に家を出発。約二時間で立江寺に着き、自転車を組んで9時45分にスタートした。今日は22番平等寺まで巡り、阿南市橘町の「ベイサイドホテル龍宮」に投宿する予定である。20番鶴林寺が標高493.7m、21番太龍寺が標高500.6mと難所越えの一日だ。

f:id:Jhon_Wells:20210928063921j:plain

 立江寺から鶴林寺まで歩きなら13km強だが、自転車ではおよそ18km。はじめの13kmほどはさほどの登りはなく快調だったが、勝浦郡生名あたりからの残り5kmの登りがキツく、ずっと押して上がった。鶴林寺は標高493.7m。この5kmの間で450m以上登る激坂である。立江寺から鶴林寺まで2時間45分かかったが、そのうち登り5kmに2時間近くかかった勘定である。

【20番・鶴林寺】12:30

f:id:Jhon_Wells:20210918123004j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210918123105j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210918123301j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210918123413j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210926005518j:plain



 20番鶴林寺から21番太龍寺までの道程は、歩き遍路ならば徳島県道28号阿南小松島線へ進むことになるが、我々は自転車をそのまま乗せてくれるというロープウェイで上がりたいので、那須川沿いの徳島県道19号阿南鷲敷日和佐線を走った。鶴林寺からの激坂を下りきって那須川に突きあたってからはロープウェイの乗り口を目指し那須川沿いに溯っていく。溯ると言っても、鶴林寺までの激坂を経験しているので、下りかと勘違いするほどペダルは軽い。

太龍寺ロープウェイ】13:50

 太龍寺ロープウェイは自転車を袋に入れずそのまま乗せてくれる。バタデンと同じ方式だ。偉いではないか。バタデンも太龍寺ロープウェイも素晴らしい。

f:id:Jhon_Wells:20210918135416j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210918135614j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210918135900j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210918140032j:plain

 ゴンドラ車内から進行方向(東)に海が見えた。太龍寺は標高500.6m。ロープウェイで上がれるありがたみをひしひしと感じる。

f:id:Jhon_Wells:20210918140357j:plain

 

【21番・太龍寺】14:10

 参拝前に昼メシ。といってもコンビニで買っておいた非常食の菓子パンのみ。安あがりだ。

f:id:Jhon_Wells:20210918141228j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210918143749j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210918141758j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210918142643j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210926005549j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210918144505j:plain

 太龍寺からの下山はロープウェイを利用せず、通常の遍路道を行く。仁王門までは自転車を押し、仁王門を過ぎてからは自転車に乗って参道を下った。しかし舗装が悪く、県道28号阿南小松島線に行き当たるまではきつくブレーキをかけ、最徐行で慎重にくだらなければならず肩が凝った。これで昨年12月16日の焼山寺も併せ「一に焼山(焼山寺)、二にお鶴(鶴林寺)、三に太龍(太龍寺)」といわれる阿波の三難所を克服したことになる。”遍路ころがし”と言われるだけのことはある。ロープウェイに救われたが、そうでなければ相当へばっていたに違いない。

 鶴林寺太龍寺で相当時間を食ってしまい体力的にもきつかったが、ホテルに入る前にもう一つ22番平等寺をまわることにした。明日は室戸まで長距離を走ることになるため、今日のうちに済ませておきたかったのだ。

 

【22番・平等寺】16:00

 平等寺は平坦な場所にあり、今日訪れた鶴林寺太龍寺に比べると印象が薄い。寺伝によると792(延暦11)年、空海がこの地で修行中、母親の厄除け祈願をしていたところ空中に五色の雲がたなびき、薬師如来を感得。100日の修行ののちに薬師如来像を刻み、伽藍を建立して本尊として安置、人々を平等に救うために寺号を平等寺としたとのこと。ありがたく般若心経を唱えさせていただいた。

f:id:Jhon_Wells:20210918155836j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210918155928j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210926005609j:plain

 

 平等寺参拝を終えればあとは今日の宿泊場所「ベイサイドホテル龍宮」へまっしぐら。名のとおり海縁にあるので平等寺からは下り基調。うまい生ビールを頭に思いうかべながら快調にペダルをこいだ。

 

【ベイサイドホテル龍宮】17:00ごろ到着

 夕食はホテル内のレストランにて。まずは取り急ぎ生ビールの大と冷酒を注文。冷酒は徳島の銘酒「芳水 吟醸」。

 刺身も炙りも鯵の塩焼きもすべて美味。満足であった。

f:id:Jhon_Wells:20210918182848j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210918183608j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210918183612j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210918183616j:plain

 

 本日の総走行距離53.65km。累積上昇1,591 m。消費カロリー2,265kcal。距離は短かったが、ハードな一日であった。

f:id:Jhon_Wells:20210926221916j:plain