佐々陽太朗のチャリチャリ日記

人生いたるところに夏休みあり。佐々陽太朗の自転車日記。60歳と6ヶ月で仕事をリタイア。目指すはピンピンコロリ。死ぬまで元気なジイサンでいたい。輪行自転車旅、ポタリング、日々のトレーニングなど。

チャリンコでランチ_中華篇(姫路市上大野『福運楼』)

2021/03/14

 今日のチャリンコ・トレーニングは途中で中華を食べることにした。目指すは上大野の『福運楼』。前に何度か訪れた時には、こちらの子どもさんが店を手伝っていた。最近は学業が本分などと大層なことを言って、家業を手伝わせない家が多い気がする。しかし昭和世代の私にはあたりまえの光景でほほえましく思う。家族が助け合っている姿は美しい。廉価でボリューム満点。こういう大衆的なお店はダイスキです。

f:id:Jhon_Wells:20210316074119j:plain

www.google.com

 

f:id:Jhon_Wells:20210314114209j:plain

 この店で私はいつもラーメンセット800円を食べます。セットメニューとは言え、それぞれ単品で一人前として充分な量があります。つまり二人前で800円というお得感。それで足りなければ、100円足せばどちらでも大盛りにできるという素晴らしさ。61歳にもなって、まだ量を追っているのかと我ながらあきれる思いですが、量は大切でしょう。「ロカボ」などという時代の趨勢などどこ吹く風。「ラーメン×御飯もの」という組合せがなんとも”feel guilty”なメニューです。ラーメンの種類が10種、御飯ものの種類が10種となればその組合せは10×10=100とおり。今日の気分は「台湾ラーメン×高菜炒飯」で決まり! 真っ赤なラーメンを思いうかべただけで汗が出てくる。

 

f:id:Jhon_Wells:20210316085558j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210314112324j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210314112605j:plain


 ちなみにこの店の炒飯は味わい深いしっとり系です。世の中、「炒飯はパラパラが良い」「パラパラの炒飯がうまい」というのが定説になっていますが、そんなことはいったい誰が決めたのでしょう。パラパラにはパラパラの、しっとりにはしっとりのうまさがある。私はどちらも好きです。おそらくパラパラ炒飯が良いとされるのは、プロが中華鍋を振る中華料理店と家庭のガスコンロでは火力に大きな差があり、家庭の弱い火力ではパラパラの炒飯が作りにくいというところにその説の起源があるのではないか。「パラパラ炒飯=中華鍋・強い火力=プロの味」「家庭のガスコンロ=フライパン・火力弱い=べっちゃり素人の味」という等式が成り立ってしまっているのではないかということです。しかし、今や技術の進歩があり、家庭のフライパンもテフロン加工のものが多い。テフロン加工したフライパンであれば、たとえ火力が弱くてもフライパンに焦げ付かず、じっくり時間をかけて炒めることでパラパラの炒飯が簡単にできるのだ。そう、今やパラパラ炒飯はプロの専売特許ではない。このあたりのところは『男のチャーハン道』(土屋敦・著/日経プレミアシリーズ)という書籍にも詳しい。チャーハン一品の作り方を237ページで解説した世界一長いチャーハン・レシピです。気になる方は是非、読んでいただきたい。

jhon-wells.hatenablog.com

 

 道すがら春の紫を二つ見つけた。すっかり春である。

f:id:Jhon_Wells:20210314105740j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210314105749j:plain

諸葛菜(ショカツサイ)

f:id:Jhon_Wells:20210314140102j:plain

野路菫(ノジスミレ)

 

走ったコース。走行距離35.81km、消費カロリー939kcal。食べた量に比べて軽すぎたか・・・

 

f:id:Jhon_Wells:20210316074114j:plain

 

境港~弓ヶ浜サイクリングコース~日野川~伯耆溝口~桝水原~大山寺_チャリンコ・ツーリング

2021/03/08

 昨夜は境港市のホテルに宿泊。昇る朝日を見ることが出来るかもしれないと夜明け前にホテルをでた。しかし今朝は厚い雲に覆われている。まあ、山陰地方の朝はこれがあたりまえ。

 今日は車を駐車している県営大山第1駐車場まで戻らねばならない。下りから始まるサイクリングは上りで終わる。これは不可避であり、「運動不足は肥満になりがち」ということと同じぐらい明々白々な事実である。考えてみれば昨日、下り坂を颯爽と下りたとき、その爽快感は大きな負債であったのだ。借金は返さねばならない、上りの苦しみと汗をもって。

 今日は弓ヶ浜サイクリングコースを皆生方向へ走り、日野川を遡り、伯耆溝口からは大山寺に向かってひたすら登る。出発地点は海辺で標高はゼロに近い。大山寺まで850m近く上ることになる。伯耆溝口あたりからは我慢我慢のサイクリングだ。我慢して踏まねば前に進まない。踏めなくなれば、押してでも前に進む。それしかない。

 今日走った距離は43.88km、累積高度上昇873m、最高高度844m、消費カロリー1,627kcal。高度チャートを見て判るとおり、走行距離20km~30kmあたりは日野川沿いに遡るゆるやかな上り、30kmからは伯耆溝口あたりから桝水原まで上り傾斜がきつくなる。桝水原を過ぎたあたりが今日の最高高度844m地点である。

f:id:Jhon_Wells:20210312213346j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210312213350j:plain

 今日の弓ヶ浜の日の出時刻は6:26。6:20に浜辺に出た。雲が厚くお日様を拝めそうにない。諦めて弓ヶ浜サイクリングロードを皆生方向へ走る。

f:id:Jhon_Wells:20210308062152j:plain

 7:30、吉野家431号線米子店で牛丼の朝食。テイクアウトを考えていたが、すいていたので店の中で食べる。「アタマ大盛りBセット」を注文。「アタマ大盛り」とは並盛りサイズの牛丼の具だけを大盛りにすること、Bセットとはこれに味噌汁とお新香をセットしたもののことである。これにテーブルに備え付けの紅生姜をてんこ盛りにするのが私の定番です。紅生姜をたっぷり載せたこの味がイイ。「コイツ、なんぼほどのせるねん! (`-´メ) プンッ」という店員の冷たい視線に屈してはいけません。強烈な視線を知らん顔でいなしつつ、せっせと牛丼のうえに盛っていくことが肝要であります。吉野家の紅生姜用のトングがまたつまみにくく出来ている。生姜を挟む先があまり開かずギザギザが付いていないので、生姜を少量しかつまめないのだ。このあたりに吉野家の原価低減戦略が感じ取れる。これもひとつの企業努力のかたちである。一年近く前まで企業人であった私はこれに文句を言う気は無い。ただ吉野家ホールディングスに、そんなことをしても私の紅生姜愛の前には全く意味がないと思い知らせるのみ。吉野家の紅生姜は通販でも販売している。値段は販売店によってまちまちだが、だいたい60g入りが450円程度(送料別)である。通常の丼一杯分ちょい載せが3g程度なのだが、おそらく私はその10倍=30gは載せる。それを牛肉と玉ねぎの具と一緒に口に頬張る。当然、ごはんは箸ではつまめない。私は不器用で牛丼の具とごはんを終わりの方までバランスよく食べることが出来ず、具の大半がなくなってもごはんは半分以上残ってしまう。牛丼の具と紅生姜とが8割方胃に収まったところで、ツユがかかったごはんを残った具と紅生姜一緒くたにワシワシとかっ込む。二口もかっ込むともう残っているのはごはんだけ。ここで追い紅生姜となる。もう一度先程と同じくらいの紅生姜(おそらく30gほど)をせっせと載せるのだ。このときも店員と目が合わないようにする。都合、紅生姜だけで400円~500円分を食べてしまうことになる。ハッキリ言おう。「紅生姜を載せない牛丼」と「具を載せずにツユをかけただけだが紅生姜をたっぷり載せた牛丼味の紅生姜丼」のどちらかを選べと言われれば、私は後者を選ぶ。その選択に躊躇はない。つまり私は紅生姜とごはんを食べに吉野家に入っているのだ。牛丼を注文するのは紅生姜を好きなだけ食べる権利を買っているに過ぎないのである。食べ終わって勘定をするとき、私の目は泳いでいる。紅生姜を好みの量だけ載せることはけっして不正ではない。正当な権利の行使だ。そこに後ろめたさはない。しかし私は知っている。店員の努力によって大きな紅生姜の入れ物の中身は、常にたくさん入っている状態に保たれていることを。入れ物の中身が半分以下になっているのを私は未だかつて見たことがない。吉野家の店員は忙しい。その忙しい中、新たな客が気持ちよく食べられるように、しばしば紅生姜を入れ物いっぱいの状態に注ぎ足しているのだ。紅生姜をたくさんトッピングしたことに後ろめたさはないが、店員の仕事を増やしてしまったことに対する申し訳なさはある。580円の支払いに千円札を出して「釣りはいらねえよ」と心付けしたいくらいなのだ。私が吉野家の店員に目を合わせるのは「いらっしゃいませぇ~~~」の声に頷くとき一回切りである。何はともあれ、好物の紅生姜のせごはんを腹一杯食べた。テイクアウトならこうはいかない。めでたしめでたしである。「お嬢さんや、あなたの仕事を増やしてしまいましたな。申し訳ない」と心の中で詫びながら店をあとにした私である。

f:id:Jhon_Wells:20210308073722j:plain

 8:00、弓ヶ浜サイクリングコース終点である日野川河口。

f:id:Jhon_Wells:20210308080236j:plain

 日野川対岸の遙か向こうに見える大山は未だ雲に覆われている。

f:id:Jhon_Wells:20210308080507j:plain

 日野川を遡る道路は交通量が少なく快適に走れる。遙かかなたに陽が差すあたりが桝水原であろう。これからあそこまで走るのだ。

f:id:Jhon_Wells:20210308083355j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210308083622j:plain

 9:10、伯耆町小野バス停で飲水タイム。このあたりから上り傾斜がはっきりしてくる。全国どこに行ってもバス停のある風景にほっと心が和む。三十数年間の仕事人生の中で刷り込まれた感情だ。

f:id:Jhon_Wells:20210308091039j:plain

 9:40、伯耆溝口から大山に向かう道は傾斜がきつく、米子自動車道溝口ICの手前で早くも息が上がる。気温は低いがかなり汗をかき始めたのでジャンパーを脱ぎ半袖服に着替えた。

f:id:Jhon_Wells:20210308093744j:plain

 10:10、金屋谷あたり。大山の姿がだいぶハッキリ見えてきた。老体に鞭打つが上り傾斜なので遅々として進まず、まだまだ遠い。

f:id:Jhon_Wells:20210308100646j:plain

 10:30、標高600mは越えた。大山がかなり近く見える。しかしまだ200mの高さを上る必要がある。踏んでは押し、押しては踏むの繰り返し。

f:id:Jhon_Wells:20210308102427j:plain

 11:15、ようやく桝水原に到着。標高は800m近い。もうすぐだ。

f:id:Jhon_Wells:20210308111537j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210308113135j:plain

 11:40、大山寺下の大山寺橋に到着。

f:id:Jhon_Wells:20210308114108j:plain

 県営大山第1駐車場に駐めた車に自転車を積み込んで帰る予定だったが、考えが変わった。せっかくここまで来たので車で松江へ行きもう一泊することにした。今日半日、上り坂をがんばった褒美が欲しい。うまい酒ぐらい呑みたいではないか。よし、居酒屋に行こう。新型コロナ自粛が求められる折、飲食は気をつけなければならないが、もし店が混んでいたら別の店を探そう。今夜は独り呑み一時間酒三本勝負だ。

 それについては別ブログに書く。(下のリンク)

jhon-wells.hatenablog.com

大山~米子~境港~美保関_チャリンコ・ツーリング

2021/03/07

 3月7日からしばらく山陰の天気が良さそうである。1泊2日で大山・米子・境港をチャリンコで走ろうとツーリングに出た。昨今、新型コロナで不要不急の外出を控えることを求められている。外出が悪いのでなく、人との接触の機会を減らせと言うことだろう。私自身、年明けから2ヶ月あまり、つれ合いは別として殆ど人との接触を断ってチャリンコ・トレーニングのみという生活を送っている。チャリンコ・ツーリングならアウトドアだし、ロードバイクに跨がっている間は人との距離は自ずとソーシャル・ディスタンスとなる。単独でのツーリングであれば問題あるまい。問題があるとすれば、宿泊と飲食。「宿泊ホテルではレストランや大浴場を一切利用せず、個室にとどまる。朝昼晩の食事は基本テイクアウトのもので済ませよう」という方針を立てて出かけた。それならば良かろう。

 家から大山までは二時間半もあれば到着する。朝4時半に出れば朝日に輝く大山を見ることが出来るかもと思ったが、そうは問屋が卸さない。サイクリングの起点に選んだ県営大山第1駐車場には7時前に到着した。ただ、駐車場や道路に凍結しているところがあり、一時間ばかり様子を見てから出発し、慎重に山を下った。

【県営大山第1駐車場から弓ヶ浜を望む】

 かなたに弧を描いた弓ヶ浜がうっすら見える。今日は皆生から境港まで弓ヶ浜沿いに整備されたサイクリングコースを走る予定だ。

f:id:Jhon_Wells:20210307072928j:plain

【赤松眺望展望台】  弓ヶ浜が少しハッキリ見えてきた。

f:id:Jhon_Wells:20210307074842j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307074954j:plain

【地蔵滝の泉】佐陀川の上流。水が綺麗だ。

f:id:Jhon_Wells:20210307080829j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307081008j:plain

 県道52号と県道36号の接続点あたりから大山を振り仰ぐ。大山は頭だけ雲の上。

f:id:Jhon_Wells:20210307081806j:plain

 県道36号と県道159号の交差点から大山を振り仰ぐ。まだ大山は雲の中だが、青空が見えてきた。

f:id:Jhon_Wells:20210307082305j:plain

植田正治写真美術館】

f:id:Jhon_Wells:20210307082824j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307083113j:plain

 伯耆町真野あたりの田園地帯から大山を眺める。このあたりからの大山がダイスキ。しかし未だ雲の中。足下には春の草花。タネツケバナホトケノザナズナなど。

f:id:Jhon_Wells:20210307083711j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307083805j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307083633j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307083615j:plain

 佐陀川の土手には土筆がニョキニョキ生えていた。

f:id:Jhon_Wells:20210307090331j:plain

 佐陀川の土手をぐんぐん下っていったが、JR山陰本線に行く手を阻まれ迂回。

f:id:Jhon_Wells:20210307092226j:plain

 佐陀川がもうすぐ日本海に流れ込もうかというあたりには水どりがたくさん餌をとり、羽を休めていた。

f:id:Jhon_Wells:20210307093758j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307093444j:plain

キンクロハジロ(白黒♂、茶♀) 後頭の冠羽がかわいい。

f:id:Jhon_Wells:20210307093632j:plain

マガモ(茶♀、カラフル♂)

f:id:Jhon_Wells:20210307093907j:plain

カルガモ

 日吉津の海浜運動公園を右手に日本海、左手に大山を眺めながら走っているとパンクした。自分でチューブ替えをしたのは何年ぶりだろう、久しぶりだ。チューブ替えは戸惑うことなくスムーズに済ませたが、携帯の空気入れで空気を入れるのは骨が折れる。腕が疲れて休み休み入れたので40分ばかりロスした。

f:id:Jhon_Wells:20210307094348j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307094424j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307101242j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307100137j:plain

 日野川の河口から皆生大橋に向かって走る。このころには空は晴れ、大山がかなり綺麗に見えてきた。

f:id:Jhon_Wells:20210307103616j:plain

 皆生大橋を渡って浜へ突きあたれば弓ヶ浜サイクリングコースだが、コースに入る前に国道431号線にある「サイクルベースあさひ・米子店」に立ち寄る。スペアのチューブの補充である。スペアチューブはもう一つ残っていたが、二つ持っていた方が気が休まる。「サイクルベースあさひ」は大きな市であれば大抵ある。心強い味方だ。ちなみに「株式会社あさひ」の下田社長は気さくでハンサムなサイクリストでいらっしゃる。私は縁あって一度だけ姫路から城崎まで一緒に走らせていただいたことがある。城崎でビールを飲んで別れた。その時以来、「あさひ推し」にさらに力が入っている。

f:id:Jhon_Wells:20190904131137j:plain

 弓ヶ浜サイクリングコースを走り始めてすぐに昼メシにした。外浜産業道路に出てパンを調達。ポテトサラダとベーコンをはさんだパンとフィッシュバーガーを景色の良い浜辺に腰掛けて食べる。簡単な食べものだが、弓ヶ浜と大山の絶景を眺めながらだと極上の御馳走となる。

f:id:Jhon_Wells:20210307115258j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307120338j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307122001j:plain

 弓ヶ浜サイクリングコースは素晴らしかった。碧い海に打ち寄せる波、白い砂浜、振り替えれば雄大な大山、所々松林を抜けるコース。まさに白砂青松のコースだ。トイレ施設も充実している。

 境港まで18kmほど、自動車を気にせずゆったりと走った。午後はすこぶる天気が良かったが、霞がかかっていた。やはり春である。

f:id:Jhon_Wells:20210307122018j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307122614j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307124007j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307124132j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307124139j:plain


 ホテルは境港市にとっているが、まだまだ時間があるので、境水道大橋を渡って美保関灯台まで走ることにした。

f:id:Jhon_Wells:20210307140123j:plain

境水道大橋からの景色

 境水道大橋を渡ると島根県美保関町である。県道2号線を東へ美保関灯台まで走り、同じ道を西へ戻ってきた。常に海越しの大山を眺めることが出来る絶景コース。海には水鳥の姿もたくさん見ることが出来た。

f:id:Jhon_Wells:20210307141606j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307142252j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307143726j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307145544j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307151657j:plain

ウミアイサ(左から♀♀♂)

 再び境水道大橋を渡り境港市に戻った。まだ夕食には早い時間だったが、回転寿司に入り、にぎり寿司をテイクアウト。回転寿司とはいえ境港だけにそれなりの期待をしたが、たいしたことはなかった。お腹を膨らせるために黙々と摂取。安価な値段に見合ったものだから文句を言っちゃいけないけれど、写真を撮る気にもならない。その昔、開高健氏は旅を共にした料理長にこう言ったという。

「作る料理が餌になったらあかんで」

この寿司は「餌」だと言ったら言い過ぎか。やはり言い過ぎだな。海より深く反省。逆に開高氏を山より高く尊敬。

 今日走った距離は83.82km、高度上昇累計403m、消費カロリー2,225kcal。

f:id:Jhon_Wells:20210312072321j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210312072326j:plain





日生_鹿久居島_頭島_カキオコ・ポタリング

2021/03/01

 もう春も本番というほどのうららかな天気。いつものトレーニングに出かけるのもいいけれど、瀬戸内のキラキラした海をみたい。ついでにおいしいものも食べたい。そう思って日生に行きました。もちろん車にロードバイクを積み込んで。

 車を日生の備前市日生運動公園に駐めて、そこから日生をポタリング。運動量からすれば赤穂市あたりに車を駐めて、日生まで入った方がツーリングっぽいのですが、今日はつれ合いと一緒。負荷を軽くしたポタリングがいい。私も前日140kmを越える距離を走っているので、足の筋肉がパンパンに張っているのだ。

 所要時間3時間あまりで、鹿久居島、頭島を走って、『お好み焼き もりした』でカキオコを食べました。『もりした』のカキオコは時間をかけてふわふわに仕上げてくれる丁寧なお好み焼き。半分を醤油で、残りの半分をソースでいただくスタイル。もちろん、自分の好みでどちらか一方を選ぶのもアリですけれど。さらに醤油味の半分はそのままで、残り半分は粉山椒を振りかけて、ソース味の半分はそのままで、残り半分は一味唐辛子をかけてという4種類の楽しみ方を推奨しています。

 目の前の鉄板で、じっくり焼いてくれるのを見ながら待つ時間は結構長い。私はいつも持ち歩いている文庫本を読んで過ごしたが、何もしないでじっと待っている他のお客さんは一体何を思うのか。そんなことを想像するのも楽しい時間です。これまで、何度か店先まで来ながら入店待ちの行列に恐れをなして入れなかった。店の席数も少ないうえ、注文を聞いてから一人ひとりのお好み焼きにこれだけの丁寧な仕事をしていたのなら行列も必然でしょう。たいへんおいしゅうございました。「また来ます」と言い残して店を出ました。

 食事の後は、運動公園までもどって自転車を積み込んで、「備前海の駅」で買い物をして帰りました。買ったものは「イカナゴ(新物)」「釜揚げ新子(新物)」「茎ワカメ(地物)」「ホンビノス貝(千葉県産)」「鰆」「アサリ」など。春の味を家で味わうのが楽しみです。

 家から1時間あまりで瀬戸内の春を満喫できる幸せに感謝。

 

備前日生大橋を渡る】

f:id:Jhon_Wells:20210301091512j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301091737j:plain

【頭島大橋からの景色】

f:id:Jhon_Wells:20210301093225j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301093253j:plain

【頭島にて】

f:id:Jhon_Wells:20210301095200j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301095724j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301095807j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301100608j:plain

【頭島たぬき山展望台にて】

f:id:Jhon_Wells:20210301102023j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301102137j:plain

鹿久居島にて】

f:id:Jhon_Wells:20210301104704j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301110235j:plain

お好み焼き もりした】

f:id:Jhon_Wells:20210301120652j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301115209j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301115434j:plain

goo.gl

 

ポタリングコースと高度グラフ】走行距離19.64km、高度上昇322m、消費カロリー666kcal。

f:id:Jhon_Wells:20210302193532j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210302193502j:plain

 

jhon-wells.hatenablog.com

 

2021年2月のアクティビティー

2021/03/01

 2月は運動した日が14日、距離1,018.03km、消費カロリー29,260kcalであった。昨年6月から記録し始めて、月1,000km以上を走ったのは初めてのこと。とりあえずよく頑張ったと自分を褒めておこう。一日の距離も24日にセンチュリーライドを達成している。一日100マイルを走る体力を維持できていれば良しとしたい。

f:id:Jhon_Wells:20210303151018j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210303151023j:plain

 

 直近の体重、体脂肪率等のデータは次のとおり。計測器はTANITAの「体組成計 BC-315」で、先月に買った機種です。

  •  体重       80.40kg
  •  BMI       27.5
  •  体脂肪率     25.6%(軽肥満)
  •  筋肉量      56.70kg(多い)
  •  推定骨量     3.1kg(多い)
  •  内臓脂肪     16.5(過剰)
  •  基礎代謝     1,656kcal/日(標準)
  •  体内年齢     54歳

 

 ちなみに昨年6月26日のブログを見ると計測値は以下のとおりとなっている。ただし、その時の体組成計はオムロン 体重体組成計 カラダスキャンHBF-904」だったので、メーカーの違いによる差があるものと思いますのでキチンとした比較は出来ないでしょう。

 体重       80.8kg
 体脂肪率     28.4%
 内臓脂肪レベル  16
 BMI       27.6
 基礎代謝     1,739kcal
 身体年齢     62歳

 

 体脂肪率がやや改善し、体内年齢が62歳から54歳へと大幅に改善している。メーカーによる差かもしれないが、これだけ若返ったデータが出るとやはり嬉しい。トレーニングにも力が入ろうというもの。

 今後の課題は、体脂肪、とりわけ内臓脂肪を減らすことと体重を落とすこと。内臓脂肪を落とすのは健康維持のため、体重を落とすのは坂道に強くなりたいのと膝への負担を少なくしたいため。方法はハッキリしている。飲み食いする量を制限すること。判っちゃいるのだが、それが難しい。たとえば昨日訪れた蕎麦屋『大名草庵』では「鴨汁そば」だけにしておけば良いものを「さば寿し」を付けてしまった。自転車でなければ間違いなく酒を2~3合呑んだはずだ。情けないことだが”意志薄弱”は私の代名詞だ。

f:id:Jhon_Wells:20210228112444j:plain

 ↑ ↑ ↑ これがいけない。罪なヤツ。

 

 

 

 

チャリンコで蕎麦屋めぐり(青垣町大名草『大名草庵』)

2021/02/28

 チャリンコ・トレーニングで蕎麦屋めぐり。4店目は丹波市青垣町大名草の『大名草庵』です。大名草は「おなざ」と読みます。

f:id:Jhon_Wells:20210302050933j:plain

www.google.com

 

【走行ルート】

 播但線沿いに生野町まで行き、生野町から国道429号線生野銀山銀山湖と進み、青垣峠を下ったところが青垣町大名草。『大名草庵』は坂を下った最初の村にある。国道429号線はその狭さ、急カーブ、急勾配から「酷道429」あるいは「シニク」とあだ名される道だ。今日は生野から青垣町へ抜けたので良かったが、これが逆ルートであったならと想像するとぞっとする。それほどの悪路激坂である。下の高度グラフの50kmを数キロ過ぎたあたりが青垣峠で、そこからは一気に下る急勾配になっている。下りのスピードを楽しむ余裕など無い。不測の事態に備え速度をコントロールするために握るブレーキで手が痛くなるほどだった。『大名草庵』で蕎麦を食った後は西脇市まで加古川沿いに下り、西脇市からは西へ加西市、福崎町を経由して時計回りで帰着。走行距離146.27km、累積高度上昇1,680m、消費カロリー3,995kcalと結構きついライドになった。

f:id:Jhon_Wells:20210302050937j:plain

【チャート】

f:id:Jhon_Wells:20210302050943j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210302050947j:plain

 朝、夜明けとともに出発。

f:id:Jhon_Wells:20210228065306j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210228065805j:plain

 播但線沿いに生野までゆるやかな上り坂を走る。

f:id:Jhon_Wells:20210228083618j:plain

 銀山湖

f:id:Jhon_Wells:20210228095556j:plain

 黒川の渓流。

f:id:Jhon_Wells:20210228101337j:plain

『大名草庵』には11:30に到着。ちょうど開店していた。予約が多く入っていたようだが、時間が早かったこともあって待つことなくカウンター席に座ることが出来た。食べる物は決めていた。以前、知人のMさんにすすめられた「鴨汁そば(1,600円)」だ。「さば寿し(500円)」も注文してしまった。食べ過ぎだが、大好物を前に食べずにいられない。帰り路、20kmほど余分に走ることを免罪符に注文した。

f:id:Jhon_Wells:20210228112848j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210228112851j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210228112444j:plain

 帰り路の加古川沿いは春の様相。シロバナタンポポが咲き、河原の草を野焼きしていた。早春の風物詩。

 

チャリンコでパン屋めぐり(夢前町山之内庚『薪窯パン キリク』)

2021/02/27

 今日のチャリンコ・トレーニングはパン屋めぐりの8店目。町内のパン屋『薪窯パン キリク』を訪れました。よく走るトレーニング・コースの途中にありますので、店の前はしょっちゅう通りがかります。しかし店が開くのは土曜日の午後だけ。朝トレを基本としているので、なかなか時間が合いませんでした。今日は開店時間に合わせるために、夢前川を広畑まで下ってから、遡るかたちで店に行きました。

f:id:Jhon_Wells:20210301051451j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210227123420j:plain

 走ったコースとチャートです。走行距離64.08km、累積高度上昇486m、消費カロリー1,819kcal。夢前川の上り下りはフラットなコース。店に立ち寄った後、山之内庚から乙へ抜ける峠がややきついだけの楽なコースです。

f:id:Jhon_Wells:20210301042930j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301042934j:plain

 買ったのは「国産ディンケル全粒粉50%山食」とチョコチップ入りのパン。家に帰ってさっそくチョコチップ入りのパンとスープ、ヨーグルトで昼食。香り、味わいともに深く、噛めば噛むほど旨味が増すパンでした。

f:id:Jhon_Wells:20210227133031j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210227133731j:plain

www.google.com