佐々陽太朗のチャリチャリ日記

人生いたるところに夏休みあり。佐々陽太朗の自転車日記。60歳と6ヶ月で仕事をリタイア。目指すはピンピンコロリ。死ぬまで元気なジイサンでいたい。輪行自転車旅、ポタリング、日々のトレーニングなど。

チャリンコでとんかつ屋めぐり(姫路市駅前町『とん一』)

2021/03/23

 チャリンコ・トレーニングでとんかつ屋めぐり5店目は姫路市駅前町の『とん一』。 

f:id:Jhon_Wells:20210324154728j:plain

www.google.com

 チェーン店ですが、だからといって侮ってはいけません。もちろん、あらを探せば、店員によっては接客レベルが・・・とか、カウンター内厨房を見て調理用白衣は真っ白なものを着てくれたらなぁ・・・、などといくつかはあります。しかし、コスパは飛び抜けて良いし、肉質(北海道産夢の大地)も良し、揚げ方もまずまずとなれば、下手な高級店で見掛け倒しのものを食わされるよりよほど良い。びっくりするぐらい高い値段を払わされた経験がある人間にすれば、「ここの爪の垢を煎じて飲め!!コンニャロメ(`-´メ) プンッ」と言ってやることを想像して溜飲が下がろうというもの。

とんかつ屋めぐり」と謳ってはおりますが、今日はランチメニューの「トンテキ定食」を食べます。やわらかくジューシーなトンテキ200gがわずか1,199円(税込)。ごはん、味噌汁、キャベツはおかわり自由。漬物(沢庵、高菜漬け)好きなだけ。生卵もいくつでもという太っ腹。お値打ちです。年寄りの私にはあまり意味はないが、もし30年前ならご飯、味噌汁、キャベツをおかわりして、卵かけご飯を食べただろう。もし40年前なら、さらにもう一杯ごはんをおかわりして卵かけご飯にしただろう。やるではないか。えらいではないか。拍手(^-^)//\\ぱちぱち。

f:id:Jhon_Wells:20210323110206j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210323110838j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210323110841j:plain

 腹一杯になった後は、いきつけの『平井酒店』で酒「酔心 別誂え 純米吟醸 天壌無窮」を仕入れ、藤本豆腐店で豆腐と厚揚げを買い求めた。いやはや、うまいものばかり。ペダルをこぐ足に力が入る。

f:id:Jhon_Wells:20210323113930j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210323115155j:plain

 今日の走行ルート。走行距離44.80km、消費カロリー1,196kcal。食べただけは消費できたかな。

f:id:Jhon_Wells:20210324154733j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210323093743j:plain

香寺スポーツセンター下の桜は早咲き満開。

f:id:Jhon_Wells:20210323094555j:plain

あちこちの道端に「ノジスミレ」が。

f:id:Jhon_Wells:20210323102906j:plain

里山に桜。これが春の山ですなぁ。

f:id:Jhon_Wells:20210323114420j:plain

お城の堀端は未だチラホラ。一週間後が見ごろか。

f:id:Jhon_Wells:20210323121808j:plain

御立東の里山。自転車に乗り始めて15年、毎春この景色を楽しみにしている。

f:id:Jhon_Wells:20210323122623j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210323122637j:plain

玉田の菜の花畑。衣笠さん、ありがとう。

f:id:Jhon_Wells:20210323163039j:plain

リュックで持ち帰るのは重かったが、きっとうまい酒。

 

久々の早朝トレーニング

2021/03/22

 夜明けが日に日に早くなるこの頃、久しぶりに早朝トレーニングに出ました。コースは雪彦山登山口までの往復。やはり車が少ない時間に走るのは爽快。

f:id:Jhon_Wells:20210322165443j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210322055030j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210322055449j:plain

佐野邸。白い花はコブシか。黄色い花はサンシュユか。知らんけど。

f:id:Jhon_Wells:20210322060052j:plain

 山之内は未だ朝靄の中。山桜が咲き始めている。

f:id:Jhon_Wells:20210322060428j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210322061009j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210322061836j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210322062547j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210322062650j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210322063515j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210322064449j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210322064925j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210322065451j:plain

 雪彦山登山口に着いた頃から時雨れた。帰り路、振り返ると山に虹が架かった。山桜も咲き始めた。

f:id:Jhon_Wells:20210322070442j:plain

 

チャリンコでとんかつ屋めぐり(姫路市駅前町『赤心 本店』)

2021/03/19

 チャリンコ・トレーニングでとんかつ屋めぐり。4店目は姫路市駅前町の『赤心 本店』。

『赤心 本店』はサラリーマン時代によく行った店。とんかつはもちろんうまいが、それより豚汁目当てで通っていた。若かった頃は懐具合のこともあって「焼きめし・豚汁セット」を食ったものだ。豚汁はコロコロした豚肉と玉ねぎをコクのある味噌で炊いてある。豚肉には上質の脂身がたっぷり付いており、この汁のうまいのなんの。満足です。

f:id:Jhon_Wells:20210319105913j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210320124056j:plain

www.google.com

 

 今日、走ったコース。走行距離41.12km、消費カロリー1,065kcal。

f:id:Jhon_Wells:20210320124101j:plain

 

往路、書写山の麓、玉田の菜の花畑。

f:id:Jhon_Wells:20210319100039j:plain

復路、「ひらい」で「黒牛 別誂 純米酒」を買う。

f:id:Jhon_Wells:20210319113207j:plain

復路、名古山からお城を眺む。

f:id:Jhon_Wells:20210319114444j:plain

 

チャリンコでランチ_中華篇(姫路市上大野『福運楼』)

2021/03/14

 今日のチャリンコ・トレーニングは途中で中華を食べることにした。目指すは上大野の『福運楼』。前に何度か訪れた時には、こちらの子どもさんが店を手伝っていた。最近は学業が本分などと大層なことを言って、家業を手伝わせない家が多い気がする。しかし昭和世代の私にはあたりまえの光景でほほえましく思う。家族が助け合っている姿は美しい。廉価でボリューム満点。こういう大衆的なお店はダイスキです。

f:id:Jhon_Wells:20210316074119j:plain

www.google.com

 

f:id:Jhon_Wells:20210314114209j:plain

 この店で私はいつもラーメンセット800円を食べます。セットメニューとは言え、それぞれ単品で一人前として充分な量があります。つまり二人前で800円というお得感。それで足りなければ、100円足せばどちらでも大盛りにできるという素晴らしさ。61歳にもなって、まだ量を追っているのかと我ながらあきれる思いですが、量は大切でしょう。「ロカボ」などという時代の趨勢などどこ吹く風。「ラーメン×御飯もの」という組合せがなんとも”feel guilty”なメニューです。ラーメンの種類が10種、御飯ものの種類が10種となればその組合せは10×10=100とおり。今日の気分は「台湾ラーメン×高菜炒飯」で決まり! 真っ赤なラーメンを思いうかべただけで汗が出てくる。

 

f:id:Jhon_Wells:20210316085558j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210314112324j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210314112605j:plain


 ちなみにこの店の炒飯は味わい深いしっとり系です。世の中、「炒飯はパラパラが良い」「パラパラの炒飯がうまい」というのが定説になっていますが、そんなことはいったい誰が決めたのでしょう。パラパラにはパラパラの、しっとりにはしっとりのうまさがある。私はどちらも好きです。おそらくパラパラ炒飯が良いとされるのは、プロが中華鍋を振る中華料理店と家庭のガスコンロでは火力に大きな差があり、家庭の弱い火力ではパラパラの炒飯が作りにくいというところにその説の起源があるのではないか。「パラパラ炒飯=中華鍋・強い火力=プロの味」「家庭のガスコンロ=フライパン・火力弱い=べっちゃり素人の味」という等式が成り立ってしまっているのではないかということです。しかし、今や技術の進歩があり、家庭のフライパンもテフロン加工のものが多い。テフロン加工したフライパンであれば、たとえ火力が弱くてもフライパンに焦げ付かず、じっくり時間をかけて炒めることでパラパラの炒飯が簡単にできるのだ。そう、今やパラパラ炒飯はプロの専売特許ではない。このあたりのところは『男のチャーハン道』(土屋敦・著/日経プレミアシリーズ)という書籍にも詳しい。チャーハン一品の作り方を237ページで解説した世界一長いチャーハン・レシピです。気になる方は是非、読んでいただきたい。

jhon-wells.hatenablog.com

 

 道すがら春の紫を二つ見つけた。すっかり春である。

f:id:Jhon_Wells:20210314105740j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210314105749j:plain

諸葛菜(ショカツサイ)

f:id:Jhon_Wells:20210314140102j:plain

野路菫(ノジスミレ)

 

走ったコース。走行距離35.81km、消費カロリー939kcal。食べた量に比べて軽すぎたか・・・

 

f:id:Jhon_Wells:20210316074114j:plain

 

境港~弓ヶ浜サイクリングコース~日野川~伯耆溝口~桝水原~大山寺_チャリンコ・ツーリング

2021/03/08

 昨夜は境港市のホテルに宿泊。昇る朝日を見ることが出来るかもしれないと夜明け前にホテルをでた。しかし今朝は厚い雲に覆われている。まあ、山陰地方の朝はこれがあたりまえ。

 今日は車を駐車している県営大山第1駐車場まで戻らねばならない。下りから始まるサイクリングは上りで終わる。これは不可避であり、「運動不足は肥満になりがち」ということと同じぐらい明々白々な事実である。考えてみれば昨日、下り坂を颯爽と下りたとき、その爽快感は大きな負債であったのだ。借金は返さねばならない、上りの苦しみと汗をもって。

 今日は弓ヶ浜サイクリングコースを皆生方向へ走り、日野川を遡り、伯耆溝口からは大山寺に向かってひたすら登る。出発地点は海辺で標高はゼロに近い。大山寺まで850m近く上ることになる。伯耆溝口あたりからは我慢我慢のサイクリングだ。我慢して踏まねば前に進まない。踏めなくなれば、押してでも前に進む。それしかない。

 今日走った距離は43.88km、累積高度上昇873m、最高高度844m、消費カロリー1,627kcal。高度チャートを見て判るとおり、走行距離20km~30kmあたりは日野川沿いに遡るゆるやかな上り、30kmからは伯耆溝口あたりから桝水原まで上り傾斜がきつくなる。桝水原を過ぎたあたりが今日の最高高度844m地点である。

f:id:Jhon_Wells:20210312213346j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210312213350j:plain

 今日の弓ヶ浜の日の出時刻は6:26。6:20に浜辺に出た。雲が厚くお日様を拝めそうにない。諦めて弓ヶ浜サイクリングロードを皆生方向へ走る。

f:id:Jhon_Wells:20210308062152j:plain

 7:30、吉野家431号線米子店で牛丼の朝食。テイクアウトを考えていたが、すいていたので店の中で食べる。「アタマ大盛りBセット」を注文。「アタマ大盛り」とは並盛りサイズの牛丼の具だけを大盛りにすること、Bセットとはこれに味噌汁とお新香をセットしたもののことである。これにテーブルに備え付けの紅生姜をてんこ盛りにするのが私の定番です。紅生姜をたっぷり載せたこの味がイイ。「コイツ、なんぼほどのせるねん! (`-´メ) プンッ」という店員の冷たい視線に屈してはいけません。強烈な視線を知らん顔でいなしつつ、せっせと牛丼のうえに盛っていくことが肝要であります。吉野家の紅生姜用のトングがまたつまみにくく出来ている。生姜を挟む先があまり開かずギザギザが付いていないので、生姜を少量しかつまめないのだ。このあたりに吉野家の原価低減戦略が感じ取れる。これもひとつの企業努力のかたちである。一年近く前まで企業人であった私はこれに文句を言う気は無い。ただ吉野家ホールディングスに、そんなことをしても私の紅生姜愛の前には全く意味がないと思い知らせるのみ。吉野家の紅生姜は通販でも販売している。値段は販売店によってまちまちだが、だいたい60g入りが450円程度(送料別)である。通常の丼一杯分ちょい載せが3g程度なのだが、おそらく私はその10倍=30gは載せる。それを牛肉と玉ねぎの具と一緒に口に頬張る。当然、ごはんは箸ではつまめない。私は不器用で牛丼の具とごはんを終わりの方までバランスよく食べることが出来ず、具の大半がなくなってもごはんは半分以上残ってしまう。牛丼の具と紅生姜とが8割方胃に収まったところで、ツユがかかったごはんを残った具と紅生姜一緒くたにワシワシとかっ込む。二口もかっ込むともう残っているのはごはんだけ。ここで追い紅生姜となる。もう一度先程と同じくらいの紅生姜(おそらく30gほど)をせっせと載せるのだ。このときも店員と目が合わないようにする。都合、紅生姜だけで400円~500円分を食べてしまうことになる。ハッキリ言おう。「紅生姜を載せない牛丼」と「具を載せずにツユをかけただけだが紅生姜をたっぷり載せた牛丼味の紅生姜丼」のどちらかを選べと言われれば、私は後者を選ぶ。その選択に躊躇はない。つまり私は紅生姜とごはんを食べに吉野家に入っているのだ。牛丼を注文するのは紅生姜を好きなだけ食べる権利を買っているに過ぎないのである。食べ終わって勘定をするとき、私の目は泳いでいる。紅生姜を好みの量だけ載せることはけっして不正ではない。正当な権利の行使だ。そこに後ろめたさはない。しかし私は知っている。店員の努力によって大きな紅生姜の入れ物の中身は、常にたくさん入っている状態に保たれていることを。入れ物の中身が半分以下になっているのを私は未だかつて見たことがない。吉野家の店員は忙しい。その忙しい中、新たな客が気持ちよく食べられるように、しばしば紅生姜を入れ物いっぱいの状態に注ぎ足しているのだ。紅生姜をたくさんトッピングしたことに後ろめたさはないが、店員の仕事を増やしてしまったことに対する申し訳なさはある。580円の支払いに千円札を出して「釣りはいらねえよ」と心付けしたいくらいなのだ。私が吉野家の店員に目を合わせるのは「いらっしゃいませぇ~~~」の声に頷くとき一回切りである。何はともあれ、好物の紅生姜のせごはんを腹一杯食べた。テイクアウトならこうはいかない。めでたしめでたしである。「お嬢さんや、あなたの仕事を増やしてしまいましたな。申し訳ない」と心の中で詫びながら店をあとにした私である。

f:id:Jhon_Wells:20210308073722j:plain

 8:00、弓ヶ浜サイクリングコース終点である日野川河口。

f:id:Jhon_Wells:20210308080236j:plain

 日野川対岸の遙か向こうに見える大山は未だ雲に覆われている。

f:id:Jhon_Wells:20210308080507j:plain

 日野川を遡る道路は交通量が少なく快適に走れる。遙かかなたに陽が差すあたりが桝水原であろう。これからあそこまで走るのだ。

f:id:Jhon_Wells:20210308083355j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210308083622j:plain

 9:10、伯耆町小野バス停で飲水タイム。このあたりから上り傾斜がはっきりしてくる。全国どこに行ってもバス停のある風景にほっと心が和む。三十数年間の仕事人生の中で刷り込まれた感情だ。

f:id:Jhon_Wells:20210308091039j:plain

 9:40、伯耆溝口から大山に向かう道は傾斜がきつく、米子自動車道溝口ICの手前で早くも息が上がる。気温は低いがかなり汗をかき始めたのでジャンパーを脱ぎ半袖服に着替えた。

f:id:Jhon_Wells:20210308093744j:plain

 10:10、金屋谷あたり。大山の姿がだいぶハッキリ見えてきた。老体に鞭打つが上り傾斜なので遅々として進まず、まだまだ遠い。

f:id:Jhon_Wells:20210308100646j:plain

 10:30、標高600mは越えた。大山がかなり近く見える。しかしまだ200mの高さを上る必要がある。踏んでは押し、押しては踏むの繰り返し。

f:id:Jhon_Wells:20210308102427j:plain

 11:15、ようやく桝水原に到着。標高は800m近い。もうすぐだ。

f:id:Jhon_Wells:20210308111537j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210308113135j:plain

 11:40、大山寺下の大山寺橋に到着。

f:id:Jhon_Wells:20210308114108j:plain

 県営大山第1駐車場に駐めた車に自転車を積み込んで帰る予定だったが、考えが変わった。せっかくここまで来たので車で松江へ行きもう一泊することにした。今日半日、上り坂をがんばった褒美が欲しい。うまい酒ぐらい呑みたいではないか。よし、居酒屋に行こう。新型コロナ自粛が求められる折、飲食は気をつけなければならないが、もし店が混んでいたら別の店を探そう。今夜は独り呑み一時間酒三本勝負だ。

 それについては別ブログに書く。(下のリンク)

jhon-wells.hatenablog.com

大山~米子~境港~美保関_チャリンコ・ツーリング

2021/03/07

 3月7日からしばらく山陰の天気が良さそうである。1泊2日で大山・米子・境港をチャリンコで走ろうとツーリングに出た。昨今、新型コロナで不要不急の外出を控えることを求められている。外出が悪いのでなく、人との接触の機会を減らせと言うことだろう。私自身、年明けから2ヶ月あまり、つれ合いは別として殆ど人との接触を断ってチャリンコ・トレーニングのみという生活を送っている。チャリンコ・ツーリングならアウトドアだし、ロードバイクに跨がっている間は人との距離は自ずとソーシャル・ディスタンスとなる。単独でのツーリングであれば問題あるまい。問題があるとすれば、宿泊と飲食。「宿泊ホテルではレストランや大浴場を一切利用せず、個室にとどまる。朝昼晩の食事は基本テイクアウトのもので済ませよう」という方針を立てて出かけた。それならば良かろう。

 家から大山までは二時間半もあれば到着する。朝4時半に出れば朝日に輝く大山を見ることが出来るかもと思ったが、そうは問屋が卸さない。サイクリングの起点に選んだ県営大山第1駐車場には7時前に到着した。ただ、駐車場や道路に凍結しているところがあり、一時間ばかり様子を見てから出発し、慎重に山を下った。

【県営大山第1駐車場から弓ヶ浜を望む】

 かなたに弧を描いた弓ヶ浜がうっすら見える。今日は皆生から境港まで弓ヶ浜沿いに整備されたサイクリングコースを走る予定だ。

f:id:Jhon_Wells:20210307072928j:plain

【赤松眺望展望台】  弓ヶ浜が少しハッキリ見えてきた。

f:id:Jhon_Wells:20210307074842j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307074954j:plain

【地蔵滝の泉】佐陀川の上流。水が綺麗だ。

f:id:Jhon_Wells:20210307080829j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307081008j:plain

 県道52号と県道36号の接続点あたりから大山を振り仰ぐ。大山は頭だけ雲の上。

f:id:Jhon_Wells:20210307081806j:plain

 県道36号と県道159号の交差点から大山を振り仰ぐ。まだ大山は雲の中だが、青空が見えてきた。

f:id:Jhon_Wells:20210307082305j:plain

植田正治写真美術館】

f:id:Jhon_Wells:20210307082824j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307083113j:plain

 伯耆町真野あたりの田園地帯から大山を眺める。このあたりからの大山がダイスキ。しかし未だ雲の中。足下には春の草花。タネツケバナホトケノザナズナなど。

f:id:Jhon_Wells:20210307083711j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307083805j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307083633j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307083615j:plain

 佐陀川の土手には土筆がニョキニョキ生えていた。

f:id:Jhon_Wells:20210307090331j:plain

 佐陀川の土手をぐんぐん下っていったが、JR山陰本線に行く手を阻まれ迂回。

f:id:Jhon_Wells:20210307092226j:plain

 佐陀川がもうすぐ日本海に流れ込もうかというあたりには水どりがたくさん餌をとり、羽を休めていた。

f:id:Jhon_Wells:20210307093758j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307093444j:plain

キンクロハジロ(白黒♂、茶♀) 後頭の冠羽がかわいい。

f:id:Jhon_Wells:20210307093632j:plain

マガモ(茶♀、カラフル♂)

f:id:Jhon_Wells:20210307093907j:plain

カルガモ

 日吉津の海浜運動公園を右手に日本海、左手に大山を眺めながら走っているとパンクした。自分でチューブ替えをしたのは何年ぶりだろう、久しぶりだ。チューブ替えは戸惑うことなくスムーズに済ませたが、携帯の空気入れで空気を入れるのは骨が折れる。腕が疲れて休み休み入れたので40分ばかりロスした。

f:id:Jhon_Wells:20210307094348j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307094424j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307101242j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307100137j:plain

 日野川の河口から皆生大橋に向かって走る。このころには空は晴れ、大山がかなり綺麗に見えてきた。

f:id:Jhon_Wells:20210307103616j:plain

 皆生大橋を渡って浜へ突きあたれば弓ヶ浜サイクリングコースだが、コースに入る前に国道431号線にある「サイクルベースあさひ・米子店」に立ち寄る。スペアのチューブの補充である。スペアチューブはもう一つ残っていたが、二つ持っていた方が気が休まる。「サイクルベースあさひ」は大きな市であれば大抵ある。心強い味方だ。ちなみに「株式会社あさひ」の下田社長は気さくでハンサムなサイクリストでいらっしゃる。私は縁あって一度だけ姫路から城崎まで一緒に走らせていただいたことがある。城崎でビールを飲んで別れた。その時以来、「あさひ推し」にさらに力が入っている。

f:id:Jhon_Wells:20190904131137j:plain

 弓ヶ浜サイクリングコースを走り始めてすぐに昼メシにした。外浜産業道路に出てパンを調達。ポテトサラダとベーコンをはさんだパンとフィッシュバーガーを景色の良い浜辺に腰掛けて食べる。簡単な食べものだが、弓ヶ浜と大山の絶景を眺めながらだと極上の御馳走となる。

f:id:Jhon_Wells:20210307115258j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307120338j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307122001j:plain

 弓ヶ浜サイクリングコースは素晴らしかった。碧い海に打ち寄せる波、白い砂浜、振り替えれば雄大な大山、所々松林を抜けるコース。まさに白砂青松のコースだ。トイレ施設も充実している。

 境港まで18kmほど、自動車を気にせずゆったりと走った。午後はすこぶる天気が良かったが、霞がかかっていた。やはり春である。

f:id:Jhon_Wells:20210307122018j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307122614j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307124007j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307124132j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307124139j:plain


 ホテルは境港市にとっているが、まだまだ時間があるので、境水道大橋を渡って美保関灯台まで走ることにした。

f:id:Jhon_Wells:20210307140123j:plain

境水道大橋からの景色

 境水道大橋を渡ると島根県美保関町である。県道2号線を東へ美保関灯台まで走り、同じ道を西へ戻ってきた。常に海越しの大山を眺めることが出来る絶景コース。海には水鳥の姿もたくさん見ることが出来た。

f:id:Jhon_Wells:20210307141606j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307142252j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307143726j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307145544j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210307151657j:plain

ウミアイサ(左から♀♀♂)

 再び境水道大橋を渡り境港市に戻った。まだ夕食には早い時間だったが、回転寿司に入り、にぎり寿司をテイクアウト。回転寿司とはいえ境港だけにそれなりの期待をしたが、たいしたことはなかった。お腹を膨らせるために黙々と摂取。安価な値段に見合ったものだから文句を言っちゃいけないけれど、写真を撮る気にもならない。その昔、開高健氏は旅を共にした料理長にこう言ったという。

「作る料理が餌になったらあかんで」

この寿司は「餌」だと言ったら言い過ぎか。やはり言い過ぎだな。海より深く反省。逆に開高氏を山より高く尊敬。

 今日走った距離は83.82km、高度上昇累計403m、消費カロリー2,225kcal。

f:id:Jhon_Wells:20210312072321j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210312072326j:plain





日生_鹿久居島_頭島_カキオコ・ポタリング

2021/03/01

 もう春も本番というほどのうららかな天気。いつものトレーニングに出かけるのもいいけれど、瀬戸内のキラキラした海をみたい。ついでにおいしいものも食べたい。そう思って日生に行きました。もちろん車にロードバイクを積み込んで。

 車を日生の備前市日生運動公園に駐めて、そこから日生をポタリング。運動量からすれば赤穂市あたりに車を駐めて、日生まで入った方がツーリングっぽいのですが、今日はつれ合いと一緒。負荷を軽くしたポタリングがいい。私も前日140kmを越える距離を走っているので、足の筋肉がパンパンに張っているのだ。

 所要時間3時間あまりで、鹿久居島、頭島を走って、『お好み焼き もりした』でカキオコを食べました。『もりした』のカキオコは時間をかけてふわふわに仕上げてくれる丁寧なお好み焼き。半分を醤油で、残りの半分をソースでいただくスタイル。もちろん、自分の好みでどちらか一方を選ぶのもアリですけれど。さらに醤油味の半分はそのままで、残り半分は粉山椒を振りかけて、ソース味の半分はそのままで、残り半分は一味唐辛子をかけてという4種類の楽しみ方を推奨しています。

 目の前の鉄板で、じっくり焼いてくれるのを見ながら待つ時間は結構長い。私はいつも持ち歩いている文庫本を読んで過ごしたが、何もしないでじっと待っている他のお客さんは一体何を思うのか。そんなことを想像するのも楽しい時間です。これまで、何度か店先まで来ながら入店待ちの行列に恐れをなして入れなかった。店の席数も少ないうえ、注文を聞いてから一人ひとりのお好み焼きにこれだけの丁寧な仕事をしていたのなら行列も必然でしょう。たいへんおいしゅうございました。「また来ます」と言い残して店を出ました。

 食事の後は、運動公園までもどって自転車を積み込んで、「備前海の駅」で買い物をして帰りました。買ったものは「イカナゴ(新物)」「釜揚げ新子(新物)」「茎ワカメ(地物)」「ホンビノス貝(千葉県産)」「鰆」「アサリ」など。春の味を家で味わうのが楽しみです。

 家から1時間あまりで瀬戸内の春を満喫できる幸せに感謝。

 

備前日生大橋を渡る】

f:id:Jhon_Wells:20210301091512j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301091737j:plain

【頭島大橋からの景色】

f:id:Jhon_Wells:20210301093225j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301093253j:plain

【頭島にて】

f:id:Jhon_Wells:20210301095200j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301095724j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301095807j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301100608j:plain

【頭島たぬき山展望台にて】

f:id:Jhon_Wells:20210301102023j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301102137j:plain

鹿久居島にて】

f:id:Jhon_Wells:20210301104704j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301110235j:plain

お好み焼き もりした】

f:id:Jhon_Wells:20210301120652j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301115209j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210301115434j:plain

goo.gl

 

ポタリングコースと高度グラフ】走行距離19.64km、高度上昇322m、消費カロリー666kcal。

f:id:Jhon_Wells:20210302193532j:plain

f:id:Jhon_Wells:20210302193502j:plain

 

jhon-wells.hatenablog.com