佐々陽太朗のチャリチャリ日記

人生いたるところに夏休みあり。佐々陽太朗の自転車日記。60歳と6ヶ月で仕事をリタイア。目指すはピンピンコロリ。死ぬまで元気なジイサンでいたい。輪行自転車旅、ポタリング、日々のトレーニングなど。

四季瀬戸の味 たにた

2022/05/07

 昼間は第50番札所から第53番札所を遍路した。そしてもう一度松山市街に戻ってきた。松山の名居酒屋『四季瀬戸の味 たにた』で吞みたかったからである。

 投宿したホテルから歩いて1~2分のところに店はある。17時開店と同時に店に入る。

 酒、肴、おやじさん、すべてにおいて大満足の夕べであった。特に「オコゼの薄造り」と「あこうの煮付け」がうまかった。オコゼは〆に「じゃこめし」を食べたとき、あらを味噌汁にして出して下さった。「あこうの煮付け」はあっさり味で上品な白身を生かした味つけ。

 お隣の席の方と話させていただいたとき、「明日は今治まで走ります」と話したら、「今治では是非『焼豚卵飯』を食べなさい」と教えていただいた。そして「その次、西条市では『マルブン小松本店』にお立ち寄り下さい」とも。なんとマルブンの社長さんであった。こうした旅先の出会いもまた遍路旅の魅力である。

 お酒も料理も十分堪能し、我々は店を後にした。店を出たときおやじさんがわざわざ店の外まで見送りに出て下さり、雑誌『松山百点』を下さった。これもまたうれしかったなぁ。

 

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四国八十八ヵ所自転車遍路旅(第50番札所・繁多寺~第53番札所・円明寺)

2022/05/07

 昨夕から『たかのこのホテル』に宿泊。併設の温泉施設「たかのこの湯」は朝5時から開いている。朝風呂にじっくり浸かったあと、スッキリして朝食。どうもビュッフェ形式の朝食は食べ過ぎてしまう。

9:43 『たかのこのホテル』を出発。
- 走行1.9 km(8 分)
第50番札所・繁多寺 9:52~10:14


- 走行2.7 km(13 分)
第51番札所・石手寺 10:27~11:04


- 走行12.9 km(91分)
第52番札所・太山寺 12:48~13:19


- 走行2.6 km(11 分)
第53番札所・円明寺 13:30~13:48


- 走行8.0 km(39 分)
 14:30ごろ松山市街『カンデオホテルズ松山大街道』にチェックイン。

 しばらく身体をクールダウン。夕刻、ホテルから歩いて1~2分のところにある『四季瀬戸の味 たにた』で吞むのだがそれはまた別ブログで。

 

 本日の走行距離35.17 km、総上昇量354 m。今日は平坦で軽めのサイクリング遍路でした。

 

四国八十八ヵ所自転車遍路旅(第44番札所・大寶寺~第49番札所・浄土寺、たかのこの湯、居酒屋『平八』)

2022/05/06

 昨日はどうなることかと思ったが、なんとかホテル『ガーデンタイム』に泊まることが出来てぐっすり眠ることが出来た。

 7時に朝食。朝食時に宿のお姉さん(女将か?)に、今日は44番札所・大寶寺からまわり松山まで走ると言うと、44番と45番を廻る間荷物を預かってくれるという。また、自転車で廻るなら、45番から同じ道を戻ってくるより、遠回りになるが時計回りにぐるっと円を描くように走る方がなだらかで楽かもしれないと言う。いろいろ親切だ。

 7:40ホテル『ガーデンタイム』を出発した。荷物はお言葉に甘えてホテルに置いてきた。

(7:46~8:20 「第44番札所・大寶寺」)

「第44番札所・大寶寺」から「第45番札所・岩屋寺」までの道は秋になればさぞかし美しかろうと思われる渓谷。もちろん若葉もきれいだ。このあたりの山は奇岩が目立つ。

(9:10~10:12 「第45番札所・岩屋寺」)

 岩屋寺は標高700m。奇峰が天を突き、巨岩の中腹に埋め込まれるようにお堂が建っている。これまで廻ってきたなかでも最も印象に残る山岳霊場であった。

 納経の後、甘いものを取って休憩。44番・大寶寺で買いもとめた「おくま饅頭」がうまい。

 岩屋寺からの道はホテル『ガーデンタイム』で教えてもらったとおり、快適な道であった。

 11:30、ホテル『ガーデンタイム』に帰着。お昼をホテル内のレストランでいただいた。

 12:10、『ガーデンタイム』を後にし、国道440号を三坂峠越えで松山に入った。三坂峠は標高720m。標高の高い久万高原町からの峠越えだといっても結構キツかった。しかし峠を越えると、松山市へ一気に下る。景色も良く爽快な下り坂を楽しんだ。

(13:57~14:17 「第46番札所・浄瑠璃寺」)

(14:20~14:39 「第47番札所・八坂寺」)

(14:59~15:20 「第48番札所・西林寺」)

(15:34~15:56 「第49番札所・浄土寺」)

 16:00、本日の宿泊所『たかのこのホテル』に到着。

 本日の走行距離66.21km、総上昇量796m。三坂峠からの約12kmにおよぶ下り坂の気持ちよかったこと。

 ホテルには「たかのこの湯」という大きな温泉施設が併設されており、この温泉がまた素晴らしかった。弘法大師が発見したという伝説の名湯で汗を流し、疲れを癒やした。

 夕食はホテルから1kmばかり歩いたところにある居酒屋『平八』。もちろん初めて行く店であったが、当たりでした。私はこうした鼻が利く。愛媛の地酒を飲み、地元の食材を使った肴をおいしくいただいた。また訪れたい居酒屋でした。

 ホテルに戻ってもう一度「たかのこの湯」に浸かる。風呂上がりには「こーひーにゅうにゅう」。これがうまい。施設内で売っていたいちごがまたうまかった。

 

四国八十八ヵ所自転車遍路旅(内子町『沖野月美堂』の柏餅、砥部町猫屋敷の危機、安息の『ガーデンタイム』)

2022/05/05

 昨日から『民宿みやこ』に宿泊。朝食は6:30から。惣菜に漬物、生卵に白ごはん、味噌汁といった内容。決して豪華ではないがおいしかった。ごはんはたっぷり。我々以外に三人のお客さんがあったようだが、全員歩き遍路。お一人は女性だったが、ごはんを残すことなく平らげている。やはりこれぐらい食べないと歩けないのだろう。


 6:52『民宿みやこ』を出発。昨日「第43番札所・明石寺」を参詣しているので、そこは素通り。大洲市を抜けて松山にいたる国道56号を北上する。久万高原町にある「第44番札所・大寶寺」へは明日に参詣するつもりなので、今日はその手前内子町の民宿を予約している。そこまで60km強の距離。大洲市に入るときに長い下り坂、あとはゆるやかな上り坂になるが、ゆっくり走っても余裕のある行程である。

 8時頃、登坂峠(鳥坂トンネル)を越えると大洲市まで下り坂。今日も天気が良く見晴らしが良い。

 8時半頃、大洲城が見えてきた。

 9時半頃、内子町の街並み保存地区に着いた。順調である。大正ロマンただよう街を散策することにした。

 お昼頃までゆっくり体を休めた。街中にある和菓子屋さん『沖野月美堂』に売っていた柏餅を昼食代わりに食べた。かわいらしいおばあちゃんが作った柏餅はたいそうおいしかった。今日は5月5日、端午の節句である。

 

 12:40ごろ、再び自転車に乗り今日の宿をめざす。道は内子町から松山にいたる国道379号。ゆるやかな上り坂が続くが、たっぷり休憩したのでペダルは軽い。

 14:50、予約していた砥部町の民宿に着く。少し早かったがおとないを入れると部屋に通してくれた。

 ここで困ったことになった。思えば玄関を入ったときになんとなく掃除が行き届いてないような、なんとなく匂いがするような、違和感があったのだ。我々が通された部屋には、蒲団が敷いてあり、テーブルの上にお茶の用意がしてあった。ごく普通の状態だったのだが、隣の部屋から猫の鳴き声がする。それも複数。なんとこの宿は猫邸であった。ガリガリとひっかく音がひっきりなしに続く。鳴き声はやまない。そのうちつれ合いが咳き込みはじめ、咳が止まらなくなった。これは大変と後先考えず、この宿を辞去することにした。宿泊料は正規の値段をきちんと払い、我々は猫が苦手なのでと理由を述べて出てきた。

 宿を出て、少し離れたところまで行き、近くの遍路宿を探した。すぐ近くにもう一軒あり、そこに電話をしたが満室で受けられないという。素泊まりでどんな部屋でも良いからと頼んでみたが、どうしてもムリだという。諦めてまだまだ距離があるが「第44番札所・大寶寺」の近くの『ガーデンタイム』というホテルに電話した。差し迫ってからの予約になったが部屋が空いており、快く受けてもらえた。良かった。

 GoogleMapで徒歩ルートを検索すると19kmほど、600mばかり上りになるが2時間はかかるまいと見当をつけ出発した。道はけっこうな上り坂でキツかった。一旦、休憩モードに入っていただけに、精神的にも体力的にも応えた。途中、遍路道の案内がある分かれ道があった。たまたま、少し手前で畑仕事の住人がいらっしゃったので訊ねると、遍路道の方が距離はかなり近いが自転車を押してはムリだという。やむなく遠回りの自動車が走れる道を行くことにした。4kmほど遠回りすることになったが、これが良かった。起伏のない走りやすい道で、体は楽であった。もし距離が短いからと遍路道を行っていたら、途中でにっちもさっちもいかなくなり、結局元の道に戻らざるを得なかっただろう。正確な情報を教えて下さった地元の方に感謝感謝である。

 走行距離は合わせて88.15km、総上昇量887m。

 17:45 無事『ガーデンタイム』に到着し、缶ビール2本をがぶ飲み。汗に濡れた服も洗濯し、シャワーを浴び、おいしい夕食をいただいて爆睡した。



四国八十八ヵ所自転車遍路旅(第41番札所・龍光寺~第43番札所・明石寺、宇和島の鯛めしと太刀魚巻きとじゃこ天

2022/05/04

 昨夜は『民宿相坂』に宿泊。ぐっすり眠った。朝食は宿が用意してくださったおにぎり。

 6:15に宿を立つ。

 今日の計画は宇和島で「鯛めし」と「太刀魚巻き」を食べる。第41番札所・龍光寺と第42番札所・仏木寺を廻る。『民宿みやこ』に泊まる。以上である。距離にして60km弱を走る予定で時間的にも距離的にも余裕綽々である。

 朝早く宿を出発したこともあり、宇和島に早く到着した。昼までたっぷり時間があったのでマクドナルドでコーヒーを飲みながらゆっくり休憩した。昼食時になり有名店『ほづみ亭』に行ってみたのだが、開店前から行列が出来ていた。並ぶのは嫌なので別の店に行くことにした。道中目にしていた『うわじまの料理や 有明』という店に入った。11:30開店であったようで11:10に店に入ったときは未だ準備中であった。待たせてもらいたいと言うと、席に案内しお茶を出してくれた。メニューに目を通す。「鯛めし」が目的で宇和島の中心街で待機していたので、注文はそれに決まっている。そして「太刀魚巻き」もメニューに載っている。これも外せない。もうひとつ、宇和島名物として「手造りじゃこ天」がメニューに並んでいた。これも注文した。「太刀魚巻き」と「じゃこ天」でビールでも酒でも飲むと最高だろうなぁ。酒が飲めないのが残念だが仕方がない。

 宇和島名物でお腹を満たした我々は本来の目的であるお遍路にあたった。

 12:55 第41番札所・龍光寺、13:31 第42番札所・仏木寺と参詣。仏木寺ではお茶とお菓子のお接待があった。一人100円ずつ、二人で200円しかお賽銭をさせていただいていないのに申し訳ないことである。

 15時過ぎに今日の宿である『民宿みやこ』に着いた。次の札所「明石寺」までは3kmもない。今日のうちに参詣しておくことにした。

 15:20第43番札所・明石寺に参詣し、Uターンして再び『民宿みやこ』に到着。15:52のことであった。我々が明石寺を参詣している間に宿のご主人が風呂の用意を整えてくださっていた。ありがたく風呂に入りゆっくりくつろぐ。

 夕食は18時から。鯛の煮付け、ほうたれの南蛮漬け、天ぷらなどおいしゅうございました。

 以前に歩き遍路を何度もなさった八十九歳の女性が贈ってくださったお遍路用グッズといただきました。『民宿みやこ』に何度も泊まられた方らしいです。ありがたく頂戴しました。

 宿に貼ってあった言葉を写真に収め記録した。折に触れて読み返したい。

 

 本日の総走行距離63.33km、総上昇量763m。

(6:22 大浜あたりの景色)

(6:46 津島町付近にて)

(7:03 津島町嵐、嵐坂トンネルに平行して歩行者・自転車専用トンネルがあった。「風の通り道」という名がついていた。)

(11:10 『うわじまの料理や 有明』)

(鯛めし)

(太刀魚巻き)

(じゃこ天)

(12:56 第41番札所・龍光寺)

(13:30 第42番札所・仏木寺

(15:20 第43番札所・明石寺

(18:00 民宿みやこの夕食)

(いただいた御接待の品)

(ごもっともでございます。<(_ _)>)

 

四国八十八ヵ所自転車遍路旅(第40番札所・観自在寺、紫電改展示館、『うどん白椿』など)

2022/05/03

 7:00に『秋沢ホテル』を出発した。すぐ近くに7時から開店しており評判のモーニングを食べさせる店があるのだ。『まなべ』という店である。つれ合いは「トースト、サラダ、ベーコンエッグ、味噌汁、ドリンク」(Bセット)を選び、私は「おにぎり、サラダ、玉子焼き、味噌汁、ドリンク」(Cセット)にした。おにぎりも玉子焼きもうまかった。

 愛南町を篠川、増田川沿いに溯っていく。美しい自然が残っている。水面は鏡のように木々の緑を映す。雉は我々の自転車が近づいても逃げようともせず道路を歩いて渡る。

9:20 第40番札所・観自在寺に参詣。

 今日は寺の数を欲張らず、愛南町柏の民宿を予約している。というのも、宇和島まで走ったとしてもゴールデンウィーク中で空室が全く無いのだ。それに愛南町内にある『紫電改展示館』には予てより是非とも行ってみたいと思っていた。

 観自在寺から街中を抜け、南西方向の馬瀬山にある『紫電改展示館』をめざしていると、山頂になにやら展望台らしきものがある。GoogleMapを見るとどうやら『宇和海展望タワー』らしい。この形からして回転しながら昇降する展望タワーのようだ。ようし、これにも乗ろうと坂道を上るペダルにも力が入る。

 10:10、『紫電改展示館』に到着。展示してある紫電改は昭和53年に愛南町久良湾の海底から発見され引き上げられたもの。世界にわずか4機しか現存せず、日本にあるのはこの一機のみ。搭乗員の写真や、機体とともに引き上げられた品々が展示されており、紫電改に関する資料のほか、搭乗員たちのエピソードや家族にあてた手紙などを観ることが出来た。不覚にも涙してしまった。

紫電改展示館の外にある展望所からの景色)この辺りの海に紫電改が沈んでいたのか。

 残念ながら展望タワーは閉まっていた。なんでも震度6強から7に絶えうる耐震性がないためらしい。私ならもしものことがあっても文句は言わないがなぁ。事前に告知さえしてあればかまわないとも思うが、今の日本には自己責任という言葉が無いからなぁ。わかっていながら営業していたとする訴訟問題にもなるのだろうな。ロープウェイの駅もあったが、これも止まっている。

 紫電改展示館を見学した後はさらに西に進み、西海観光船 『海底が見える船』の船着き場まで行った。今日は風が強く、船は出すが遊覧のみで、海底が見えるスポットへは近づけないという。単に海岸の景色を楽しむだけならわざわざ船に乗る必要はないと御荘湾岸沿いの道をサイクリングして市街地に戻った。

 昼飯は『うどん白椿』で食べることにした。10人程度の待ち客が行列しており、うどん屋にしては若い客が多い。15分ほど待って店内に入ることが出来た。私は「ちくわ天ぶっかけ」(大)を注文。(大)を通常の3割か5割増と予測していたのだが、倍の量かと思うほどでびっくりした。なるほど若者に人気が出るはずだ。

 うどんでお腹が苦しい。近くにある図書館を検索し、愛南町『御荘文化センター』に入る。地元高校生が勉強している横でソファーに横たわり一時間ばかり昼寝した。つれ合いによるとどうやらいびきをかいていたらしく恥ずかしかったとか。知らんけど。

 昼寝のおかげで少し楽になった。国道56号を北上し16時前に柏にある『民宿柏坂』に投宿。缶ビールを二本がぶ飲みし畳に大の字になった。

 夕食はカレー、鶏の唐揚げ南蛮漬け、ポテトサラダなど。カレーは家庭的な味。ボリュームたっぷりだったがおかわりした。デザートは柏餅。今日はとにかくよく食べる。いや、今日に限ったことではないか。満腹になった後は爆睡。これもいつものとおり。

 本日の走行距離61.50 km、総上昇量680m。

 

四国八十八ヵ所自転車遍路旅(第39番札所・延光寺、うどん『田吾作』、宿毛の居酒屋『眞兵衛』)

2022/05/02

 昨夜から某ホテルに宿泊。6:30から宴会場での朝食。宿の朝食でこれほど寂しいのは初めて。皿の空きスペースが目立つ。キャベツの千切りなんぞ、ちょろっとひとつまみ載って、その横にマヨネーズがちょびっとひねり出してある。一日のスタートとしては気分の盛り下がりようが甚だしい。

 ごく短時間で食べきったので、宿を発つには時間が早く散歩に出た。灯台まで自然遊歩道があったので歩いてみたが、これがなかなかの景色であった。足摺に泊まって良かったと思ったのはこの一点のみ。自然の造形を楽しみながら往復約2.5kmの道程を1時間弱かけて歩いた。

(白山洞門)

(亀石)この亀石は自然石で、弘法大師が亀の背中に乗って燈台の前の海中にある不動岩に渡った亀呼場の方向に向かっているのだとか。

(亀呼場)弘法大師がここから亀を呼び、亀の背中に乗って前の不動岩に渡り、祈祷をされたらしい。

弘法大師の爪書き石)「南無阿弥陀仏」と六字の妙号が彫られている。

(ゆるぎ石)弘法大師金剛福寺を建立した時発見した石。乗り揺るがすと、その動揺の程度によって孝心をためすといわれている。そう言われても、よう乗らんなぁ。

 散歩から戻り一息ついて9時頃、宿を出た。

 土佐清水経由で四万十町(中村)に戻るコースで第39番札所延光寺行くことにした。

(9:10土佐清水市中浜)この下の村がジョン万次郎の出身地。生家が復元されているらしいが、村に降りた後のもう一度急坂を上ることを考えたら降りる気がしない。スルーした。

(10:40下ノ加江川)

(11:20『田吾作』で昼食)私は「青さうどん」(左)、つれ合いは「田吾作うどん」(右)を食べた。「青さうどん」は名前の通りだが、「田吾作うどん」は地野菜をたっぷり入れたものらしい。カウンター席から窓を見やるとのどかな田園風景。うどんはもちっとやわらかい。汁はダシがよく効いてうまい。やや塩辛いがサイクリングで汗をかく者には、かえってありがたい。全部飲み干しました。

(14:10 第39番札所・延光寺

 15:00に宿泊先『秋沢ホテル』に到着。こちらは素泊まりとした。なぜなら夜は居酒屋で飲みたいし、翌朝は評判の高いモーニングを出す店がすぐ近くにあるからだ。夕方、店が開くまで缶ビール3本を飲みつつ待機。

 本日の走行距離90.43km、総上昇量564 m。距離はそこそこ走ったが、ほぼ平坦な道程であった。

 18:30居酒屋『眞兵衛』で飲む。

(イサキ刺身)

(三原の汲み豆腐)

(青さ天ぷら)

(とんころから揚げ)イワシの一種らしい。鱗がしっかりしている。でも鱗も骨もサクサクでうまかった。二度揚げしているのかもしれない。

(焼酎「四万十湧水  翠王」)宿毛の焼酎蔵『すくも酒造』が新種のさつまいも「翠王」を使って醸した酒らしい。

(にんにく丸揚げ)

(出し巻き卵)

 〆はつれ合いが「カツオとろろ丼」、私は「おさしみ茶漬け」。