佐々陽太朗のチャリチャリ日記

人生いたるところに夏休みあり。佐々陽太朗の自転車日記。60歳と6ヶ月で仕事をリタイア。目指すはピンピンコロリ。死ぬまで元気なジイサンでいたい。輪行自転車旅、ポタリング、日々のトレーニングなど。

石狩浜(はまなすの丘公園)は潮騒と自生植物、野鳥の楽園であった

2020/07/12

 小樽から東川町に向かう道すがら、オロロンラインを北上し石狩浜に立ち寄った。鮭が遡上することで有名な石狩川の河口の様子をこの目で視たかったのだ。

 途中、あちこちの道路脇に大きな黄色い花が咲き誇っている。

 

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マツヨイグサかオオマツヨイグサか迷うところだが、花が大きくしぼんだ色が赤くないので、おそらくオオマツヨイグサであろうと見当をつけた。

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 8時過ぎにはまなすの丘公園に着いた。いい天気だ。石狩灯台が青い空に映える。

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 ノゴマが「チョロチリ チョロチリー」と囀って迎えてくれた。雄ですね。喉元の朱が鮮やかです。

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 はまなすの丘公園はこのように砂丘を自生の植物が覆っている。板で遊歩道が作ってあり、景色を楽しみながらの散歩は自然を間近に感じながらゆったりと。海風、潮騒、小鳥のさえずり、草花の彩りが身体と心にゆっくりと染み入ってくるようだ。

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「フィフィフィロフィー チューピーピーチッ」という囀りが聞こえた。そちらに目をやると、黒い頭に赤らんだ喉元のノビタキがいた。雄である。まるでこちらを視てくれといっているかのようだ。カメラを構えると飛んで行ってしまった。しかしすぐ後に今度は雌がやって来た。こちらをじっと見つめている。どうやら虫を咥えているようだ。おそらく、このあたりに巣がありひな鳥を育てているのだろう。われわれが悪さをしないように見張っているのかもしれない。ノビタキ夫婦の微笑ましい連携プレー。ここには命の営みがある。

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 遊歩道を歩くと普段目にすることのない植物を目の当たりにすることができた。

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ハマナス

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ハマナスの実

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エゾカワラナデシコ

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ハマヒルガオ

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ハマボウフウ

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マハタザオ

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マハタザオ、ハマヒルガオハマナスなど

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ハマエンドウ

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ノコギリソウ

 またノビタキに出会った。草木の枝に止まってじっとこちらを見つめている。やはり辺りに巣があって警戒しているのか。最初は雌だったが、雌が飛び立った後に雄が来てじっとしている。微笑ましい夫婦連係プレーふたたび。

 

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石狩浜

 いつまでもゆっくりとしていたいところであったが、午後3時過ぎに東川町に行く予定がある。その前に「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」も視ておきたい。 10時前に石狩浜を後にした。(つづく)