佐々陽太朗のチャリチャリ日記

人生いたるところに夏休みあり。佐々陽太朗の自転車日記。60歳と6ヶ月で仕事をリタイア。目指すはピンピンコロリ。死ぬまで元気なジイサンでいたい。輪行自転車旅、ポタリング、日々のトレーニングなど。

居酒屋りしり

2020/07/15

 今日は早朝から美瑛川、青い池、白ひげの滝、拓真館と景色を楽しみながらポタリングした。早めに東川町にもどり、東川暮らし体験館の部屋で一休みしたらうまいもんが食いたくなった。そして我が精神は酒精を渇望している。今日は「居酒屋りしり」に行く。そう決めていた。初めてこの町を訪れた時、東川暮らし体験館への宿泊手続きをして下さった方のおすすめ居酒屋である。良い居酒屋探しは地元の方の情報を参考にするのがいちばん間違いが無いのだ。

 店に入り「席を予約していないのですが」というと、大将にお伺いが入った。どうやら予約客が多いらしい。ひょっとすると新型コロナの影響で密を避けているのかもしれない。「料理を出すのに少し時間がかかるかも知れませんが、それでもかまいませんか?」と訊かれ、なんとか入り込めた。どうやらテイクアウト予約も多い様子である。いずれにしても人気店なのだろう。

 カウンター奥の厨房に大将、接待はお母さんらしき人、奥さんらしき人と家族でやっているような店だ。温かい雰囲気が良い。こうした店が好みだ。

 ビールは宿に帰ったときに冷蔵庫に冷えた「サッポロクラシック」を飲んできた。いきなり酒をやりたい。メニューを見て増毛の「國稀・北海鬼ごろし」をチョイス。全国各地の酒が取りそろえてあり、メニュー以外にも壁にオススメの酒があるがまずは北海道に敬意を表したい。キリッと辛口。最初の一杯に最適だ。

 肴としてまずは鯖刺身、おかあさんのポテトサラダを注文。客に高値をふっかけない正直な店だ。メニューを見ればわかる。

 出てくる料理、酒、すべてがうまかった。なにより店の雰囲気が良い。良い酒、良い人、良い肴、三拍子揃った良い居酒屋に巡り会えた。私はこういう幸運に恵まれることが多い。ありがたいことです。

 よそ者なのに思わず「また来ます!」と言って店を出た。北海道の真ん中に名居酒屋「りしり」あり。

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突出しはかすべ煮こごり。

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鯖刺身。

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おかあさんのポテトサラダ。

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つぼ鯛炭焼き。

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お好み三種ほろ酔いセット。左から「山形4蔵元合同・山川光男・2020なつ・特別純米」「福井・白龍・夏きりり・純米吟醸」「佐賀・東鶴・青木尾上・純米吟醸生原酒(東川産彗星100%使用)」。

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カスベのぬた。カスベをぬたで食べるのは初めてだが、これが酒の肴に最高!

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〆のおにぎりとシジミの味噌汁。良いシジミを使っています。おにぎりの米もうまい。身体が喜んでいる。しみじみ幸せを感じる味。

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