2020/07/17
東川町に5泊して周辺をあちこちポタリングしてきたが、今日が最終日である。明日は移動日。稚内に行く予定である。この旅行は天気に恵まれ、事前に行きたいと思っていたところにはおおかた行けた。残るは旭岳である。大雪山連峰の主峰で標高2,291m。北海道で最も高い山だ。そもそも旭岳は東川町にある火山、東川町に泊まりながら旭岳に登らない手はない。もちろん登山する気はないが、旭岳温泉まで自転車で行き、そこからロープウェイに乗って姿見駅周辺を散策することにした。
まず一日の行動を地図とともに整理しておく。
- 東川暮らし体験館をスタート。(5:10)
- 忠別湖到着。(6:30)
- 旭岳ロープウェイ山麓駅到着。(9:10)
- ロープウェイに乗り姿見駅に到着。(9:45)
- 散策コースをトレッキング。(10:00~11:30)
- ロープウェイで山麓駅に戻り、再び自転車で移動。(12:00)
- 旭岳温泉・湯元・湧駒荘の温泉で汗を流す。(12:05~12:45)
- 旭川旭岳温泉線を下り、七色の噴水に到着。(13:10)
- 東川暮らし体験館に帰着。(15:30)


スタート地点の高度が250m、ロープウェイ山麓駅の高度が1,100mなので、約850mの高度を登ったことになる。距離にして片道約35km、急な坂は殆どないものの、ずっと上りの辛抱の要る路である。時間も4時間半ほどかかった。それでも旭岳中腹、姿見駅あたりから眺める景色は天空の別世界。その景色は坂道を登ってきた苦労以上の褒美でした。それにしても私はいつも天気に恵まれる。ありがたい。




9:10 旭岳が近づいてきた頃、道端に紅色の花が目立ち始めた。コウリンタンポポであろう。花には白黒の翅脈のはっきりした大きな蝶が止まっていた。翅脈の縁に薄い三角模様がある。エゾシロチョウだろう。美しい蝶だ。

コウリンタンポポに止まっているのを写真に撮っているとサッと飛び立った。
しかしすぐ10mほど先のタンポポに止まった。もう一枚撮れということか。





















































旭岳中腹の風景・植物はここまで。この後、麓まで再びロープウェイで下山し、旭岳温泉・湯元・湧駒荘(ゆこまんそう)の温泉で汗を流した。











忠別湖越しの旭岳。その雄姿を観るのはこれが最後。
こうしてみるとさっきまであの辺りにいたのだと感慨深い。
明日には稚内に移動する。さらば旭岳、また来る日まで。
(つづく)