2020/12/05
今日のチャリトレは夢前川沿いに南に下った。広畑あたりで昼メシの時間になり、さて、何を食べようかとGoogleマップを見ていてピンときたのが『ステーキ&とんかつ 神戸屋』。昼メシはとんかつに決定。
ということで、チャリンコでとんかつ屋めぐりの3店目は山陽電鉄広畑駅北にある『ステーキ&とんかつ 神戸屋』となりました。”ステーキ&とんかつ” を謳っているし、他にもハンバーグやエビフライなどもメニューにあるので「とんかつ屋」にカテゴライズして良いのかとの疑問は残る。しかしそんな些末なことにはかまわず、まずは「とんかつ屋」としておく。ステーキも食べてみたい。ハンバーグもエビフライも食べてみたい。ビーフカツだってきっとうまいだろう。いいのだ。そのあたりテキトーでいいのだ。次の訪問時に「ハンバーグ+エビフライ」を食べたら「チャリンコで洋食レストランめぐり」とでもするのだ。それでいいのだ。
メニューを見ると「昼定食」として「ヘレとんかつ定食」「ロースとんかつ定食」「ミンチかつ定食」「ハンバーグ定食」「エビフライ定食」がすべて税込み860円で提供されている。さらに数量限定で「ハンバーグ+エビフライ定食」「とんかつ+ハンバーグ定食」が税込み1,250円とある。次の項目は「とんかつ」となっており「ヘレとんかつスペシャル定食」「ロースとんかつスペシャル定食」が税込み1,480円とある。”スペシャル” という語感に強く心惹かれる。よし、スペシャルにしよう。それも今日はロースでガツンといこう。「ロースとんかつスペシャル定食をお願いします」とキッパリと宣言した。メニューを開いて僅か15秒の早業であった。
こんがり揚がった大ぶりのカツに熱々のデミグラスソースがたっぷりかかり、その上にレモンスライス、さらにその上にバターが添えてある。レモンスライスがあってはバターが溶けないではないか。レモンをのけてバターを溶かしつつ真ん中あたりの一切れを口に頬張る。おぉ~、このソース、深い味わいがあってうまいではないか。先日食べたとんかつ屋では、すりゴマにトンカツソースであった。岩塩をつけて食べさせる店もある。それはそれでおいしいのだが、デミグラスソースたっぷりがけ、それもバターの風味も加わるとなれば洋食としてグレードアップされまことによろしい。しかも写真を見ていただきたい。茶碗に大盛りのごはん、味噌汁、たくあん、小鉢が添えられ割り箸で食すというあたりは和のスタイルである。西洋の良いものを取り入れ日本のスタイルに組み込んでしまう。これぞ日本のお家芸である。またこのボリュームがすばらしい。さすがに新日鉄のお膝元。すぐ東には吉田組の本社もある。ここは男の町である。
昼メシをガッツリ食べた。このまままっすぐ家に帰ったのでは明らかにカロリーオーバーだ。そのまま西に進路をとり遠回りして帰ることにした。広畑→網干→揖保川町→揖西町→瓜生→光都→新宮町→宍粟市→安富町→夢前町と走行距離94.64km、消費カロリー2,847kcalであった。家に帰った頃にはまた腹が減っていた。めでたし、めでたし。