2021/01/13
昨年12月中旬からしばらくペダルを踏んでいない。正月気分でトレーニングを休んでいたのだ。寒波が襲来して雪が降ったということもある。積雪で危険だった日は限られるが、気分的に萎えたのは否めない。ただ、3~4日に1日くらいはトレーニングすべきだったと反省している。うまいもんを食べ、酒を吞み、惰眠を貪った報いは確実に身体に表れている。筋肉は落ちたようだ。なのに体重は変わらない。ということは要らないものが増えているということ。7日を過ぎたころから走ろうと思っていたがまたまた厳しい寒さがやって来た。グズグズしている内に10日を過ぎ、また雪が積もった。
こんなことをしていたのではダメだと自分を奮い立たせ、ついに今日13日、寒さに震えながらトレーニングに出た。コースは家から雪彦山登山口まで北上、少し引き返して西方へ登坂、小畑隧道を越えて菅生ダム、莇野を経由して家まで帰着。
走行距離30.69km、高度上昇424m、消費カロリー935kcalと軽めながら、まずはチャリトレを再開した。
冬場のチャリトレは寒く、景色も彩りに乏しいのでなかなか気分が高揚しない。しかしそんな中でも周りに目を配り、気配に感覚を研ぎ澄ませていればそれなりの面白さに出会える。まずは小鳥。走っているうちにジョウビタキ、エナガ、ヤマガラ、カワセミを見ることが出来た。特にカワセミが自転車の出現に驚いて、すぐ左手の小川を飛び立ったときの鮮やかな青をとらえた一瞬は目に焼き付いている。残念ながらジョウビタキ、ヤマガラ、カワセミの姿をカメラに収めることはできなかったが、うれしいことにエナガの写真を何枚も撮ることが出来た。エナガを撮ることが出来たのは初めてのこと。この鳥は丸っこい身体に長い尾、小さい身体の割に大きなまん丸で白い頭、黒い眉斑、黒いビーズのようなつぶらな瞳が滅多矢鱈に可愛らしい。「チリチリ」「ジュリリィ」と鳴き声もかわいいのだ。緩んだ心に鞭打って寒い中ペダルをこいだことへの神様のプレゼントだ。
雪彦山の頂が見え始めたあたりにあったミツマタに蕾がふくらんでいた。3月になれば黄色い花を咲かせるだろう。
小畑隧道への峠道には未だ雪が残っていた。スリップ転倒の危険があるので自転車を押して上り下りした。
トンネル出口に氷柱が。左の尖ったのが落ちてくれば首に刺さりそうで怖い。右のが落ちてくれば首の骨が折れそうだ。真ん中を恐る恐る通る。
小畑の村に入ったところに熟した柿の実が残っていた。一瞬、小さな鳥の姿がよぎった。小鳥がつついたらしい痕が見える。ヤマガラかメジロか。戻ってくるかもしれないとしばらく待ってみたが無駄だった。
菅生ダム。
莇野の「ベンチタイム」に立ち寄って食パンを買った。イギリス風の食パンです。翌朝、あんバタートーストにして食べましたが、焦げたところがサクサクしておいしいパンでした。
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