佐々陽太朗のチャリチャリ日記

人生いたるところに夏休みあり。佐々陽太朗の自転車日記。60歳と6ヶ月で仕事をリタイア。目指すはピンピンコロリ。死ぬまで元気なジイサンでいたい。輪行自転車旅、ポタリング、日々のトレーニングなど。

神戸サイクリング・往路(夜は居酒屋『季節料理 志津』で)

2022/09/28

 季節がようやく秋めいて来た。今年の夏はひときわ暑かったように思う。久しぶりにチャリンコトレーニングに出ることにした。ちょうど今月末で失効する旅行予約サイトのポイントが4000円ちかくたまっている。別に流れても良いのだが、せっかくたまっているものなので使うことにして神戸のホテルを予約した。神戸に宿泊すれば最近知人が推してくれた居酒屋で飲むこともできる。失効しそうなポイントが消化できて、チャリンコトレーニングができて、しかもうまい酒が飲める。一石三鳥である。

 今日走ったルートは家から加西に向かい、加西からは播磨中央自転車道加古川右岸自転車道を通って加古川に抜ける。加古川からは明石、垂水、須磨、神戸と海岸線を走るルート。総移動距離94.8kmであった。

【播磨中央自転車道

北条鉄道網引駅】大銀杏はまだ緑。先日の台風で銀杏がたくさん落ちた様子。

【権現ダム】

加古川水管橋】

 加古川『ぱっぱ屋』で昼食。好きなものをトレイに取ってあとで精算する懐かしの定食屋スタイル。カレイの煮付け、ヒジキ、冷や奴、豚汁、ごはん(中)。なんだかんだ言ってこういう飯屋が好きだ。

【舞子浜】明石海峡大橋を望む景色は壮観。

 16時過ぎにJR兵庫駅近くのホテルに投宿。17時を待って街に繰り出した。知人が推すおばんざいとお酒の店『cureco』に行ったが、シャッターが半分閉まっていた。もうすぐ開くのだろうとしばらく周辺を散策してもう一度戻ってみたが同じ様子。今晩営業するのかどうか尋ねるため電話してみたが、コールしても繋がらない。これは縁がなかったなと、周辺を歩いたときに気になった店に行くことにした。

 店の名は『季節料理 志津』。JR神戸駅近くにある。

 入ってみると女将ともう一人、着物姿の女性ふたりでやっている店であった。料理するのは女将。この方が志津さんなのだろう。

 まずは生ビールで喉を潤し、つづいて冷酒「小鼓 純米吟醸」。「枝豆」にも「鯖へしこ」にも相性の良いスッキリしたうま味のある酒。「カツオのたたき」は脂がのってうまい。こちらではニンニクチップを振りかけてあった。歯と歯の間でサクサク砕けるときに芳ばしい香りが鼻腔をくすぐってくれる。家ではいつもやっているように生のニンニク薄切りもうまいが、ニンニクチップのほうが好きかもしれない。こんど家でもやってみよう。

 〆にヱビスビールと「志津さん特製のグラタン」をいただいた。いやぁ、満足満足。久しぶりのサイクリングの疲れも手伝い陶然となってホテルに帰った。朝まで爆睡したことは言うまでもない。