佐々陽太朗のチャリチャリ日記

人生いたるところに夏休みあり。佐々陽太朗の自転車日記。60歳と6ヶ月で仕事をリタイア。目指すはピンピンコロリ。死ぬまで元気なジイサンでいたい。輪行自転車旅、ポタリング、日々のトレーニングなど。

”BASSO TERRA"での初ツーリング(富士山を眺めながら静岡市清水を走る)

2022/11/17

 明日、2008年欧州交通事情調査団のメンバーによるゴルフコンペが伊豆であり私にも招集がかかった。家からいささか遠いが年に一度のこと、喜んで参加することにした。今日のうちに静岡県に入りホテルに宿泊して、翌日に備えることにした。せっかく静岡まで遠征するなら車に自転車を積んで行き、ゴルフコンペ前後の日はサイクリングを楽しもうと考えた。

 バイクをつい最近 ”BASSO TERRA" に買い換えたばかり。従来使っていた車載ベースはクイックリリースにしか対応していないので、スルーアクスルにも対応したものを購入した。 

 

 これで準備万端整った。今日の目的地を三保の松原に定め、良い天気に恵まれることを祈りつつ日の出に間に合うよう夜中の1時過ぎに家を出発した。

 

 6時頃、清水羽衣公園 駐車場に到着。さっそく自転車を降ろし東の海岸方面にこぎ出した。ちょうど日が昇り始めた時間で朝日に照らされた海と富士山を見ることが出来た。いつものことだが私は天気に恵まれる。富士山の上には雲一つない青空が拡がっていた。

 三保松原海岸から吹合ノ岬、真崎海岸へと右手に海、そして海の向こうに富士山を望みつつ海岸線を散歩するように走った。話にはきいていたが、そのとおりの絶景であった。眼福とはこのことか。この辺りに住んでいたらどんなに良いだろうと思う。

 三保の景色を楽しんだあとは清水港へ向かう。夜中中、車を運転して腹が減った。港のほうへ行けば開いている店もあるだろう。途中、大手チェーンの飲食店を見かけたがスルーする。せっかく清水に来たのだ。清水らしいものを食べたいではないか。

 8時過ぎ、清水港で開いている店を二軒発見。様子をうかがい、勘に従って『宮本商店』に入る。鮪を中心に海鮮丼を推している様子だったが、魚は火を通したものの方が好きだ。「あなご天ぷら定食」(1,350円)にした。うまかった。途中、ファミレスや牛丼で妥協せずに正解だった。

 朝食の後は日本平方面に向かう。『静岡県立美術館』と『静岡県立中央図書館』を見学したかったのだ。

 10:20から12:40まで周辺の散策も含め美術館と図書館を見てまわった。美術館では「みる誕生 鴻池朋子展」が開催されていた。タイトルの「みる誕生」とは、「生まれたての体で世界と出会う驚き」を表す鴻池氏の言葉なのだとか。良くわからないが、要するに小難しいことを言わず考えず、素直にありのままを感じれば良いということだろうと勝手に解釈。美術館で子どもが遊ぶような心もちを心がけつつ見てまわったが、齢62を数えるジジイにはちと無理な注文であった。しかし風光明媚な日本平にほど近いところにある美術館だけに周辺環境に恵まれており、美術館を囲む森の散策は鴻池氏の作品鑑賞とともに楽しいものであった。小鳥の姿も多く見られた。

 企画展の他、所蔵の印象派絵画なども観ることができ満足した。とりわけ別館の『ロダン館』には30点ほどの彫刻が展示されており圧巻であった。

 

 美術館と図書館を観たあとは日本平の丘を走り、海岸線に出てからは東へ走り14時頃に「清水羽衣公園 駐車場」に帰着。自転車を車に積んで沼津に予約したホテルに向かった。もちろん沼津では居酒屋でおいしい魚をアテに酒を飲んだ。そのあたりはまた別のブログ(下記、地図下のリンク)で。

 本日の自転車走行ルート。走行距離48.20 km。

 

jhon-wells.hatenablog.com