佐々陽太朗のチャリチャリ日記

人生いたるところに夏休みあり。佐々陽太朗の自転車日記。60歳と6ヶ月で仕事をリタイア。目指すはピンピンコロリ。死ぬまで元気なジイサンでいたい。輪行自転車旅、ポタリング、日々のトレーニングなど。

チャリンコでカレー屋めぐり(姫路市本町『スパイス スエヒロ』)、黒川伊保子氏の講演

2024/05/22

 今日は先日受診した内視鏡検査の結果を聴きに赤十字病院に行った。たぶん問題なかろうと思ってはいるものの、一カ所食道に異変のあった部分を生検のため切り取ったので、正直なところちょっぴり不安があった。検査の結果は異常なし。ただし、相変わらず食道が荒れており、癌になるリスクを負っているので酒は控えるようにとのことであった。先生のお言葉を神妙な面持ちで聴きながら、とりあえず今日の昼メシ時はアルコールを控えることにした。

 赤十字病院の後は行きつけのK内科医院に行く。医者のハシゴである。こちらでは年1回やっていただいている胸部レントゲン検査と心電図検査。どちらも異常なし。

 食道に異常が無いとなれば昼飯は刺激のあるものを食べたい。カレー屋『スパイス スエヒロ』に行く。大好きなカレー屋で何度も通っている店だ。お城の南の公園に駐輪し、一〇〇mばかり南に歩けば店がある。

 注文したのは「海老と野菜のグリーンカレー」(¥1,100)にパクチー(¥200)をトッピング。ビールが合いそうなカレーだが、赤十字病院の先生の忠告に従い自重。まあ自転車で移動しているので当然のことではある。ここで先生のいうことに従ったことにして、今夜はいつもどおり飲むつもりだ。(笑)

 食事の後は山陽特殊製鋼さんから招待いただいた講演会の会場である「アクリエひめじ」に向かう。講師は黒川伊保子氏。富士通人工知能エンジニアとして自然言語解析の現場に従事し、1991年には、当時の大型機では世界初と言われたコンピュータの日本語対話成功に貢献なさった方だとか。講演会開始まで時間があるので読みかけの『いのち愛づる生命誌(バイオヒストリー) 38億年から学ぶ新しい知の探求』(中村桂子:著/藤原書店)を読み切る。中村桂子氏もまた理系女史として素晴らしい方だ。

 講演では黒川氏が日本語対話をAIに理解させる過程で対話文脈に男女の違いがあることに気づかれ、男女間で「とっさに使う脳神経回路」の初期設定に大きな違いがあることをつきとめられたことから話が始まり、夫婦など男女の間にある大きなミゾに話が及び、どうすればお互いがうまく付き合っていけるかをユーモアたっぷりに話してくださった。非常に興味深かったので、家に帰ってからすぐに氏のご著書『夫のトリセツ 』(講談社+α新書)を発注した。読むのが楽しみである。

 本日の走行距離約52km、消費カロリー1,489kcal。