佐々陽太朗のチャリチャリ日記

人生いたるところに夏休みあり。佐々陽太朗の自転車日記。60歳と6ヶ月で仕事をリタイア。目指すはピンピンコロリ。死ぬまで元気なジイサンでいたい。輪行自転車旅、ポタリング、日々のトレーニングなど。

四国八十八ヵ所自転車遍路旅(第39番札所・延光寺、うどん『田吾作』、宿毛の居酒屋『眞兵衛』)

2022/05/02

 昨夜から某ホテルに宿泊。6:30から宴会場での朝食。宿の朝食でこれほど寂しいのは初めて。皿の空きスペースが目立つ。キャベツの千切りなんぞ、ちょろっとひとつまみ載って、その横にマヨネーズがちょびっとひねり出してある。一日のスタートとしては気分の盛り下がりようが甚だしい。

 ごく短時間で食べきったので、宿を発つには時間が早く散歩に出た。灯台まで自然遊歩道があったので歩いてみたが、これがなかなかの景色であった。足摺に泊まって良かったと思ったのはこの一点のみ。自然の造形を楽しみながら往復約2.5kmの道程を1時間弱かけて歩いた。

(白山洞門)

(亀石)この亀石は自然石で、弘法大師が亀の背中に乗って燈台の前の海中にある不動岩に渡った亀呼場の方向に向かっているのだとか。

(亀呼場)弘法大師がここから亀を呼び、亀の背中に乗って前の不動岩に渡り、祈祷をされたらしい。

弘法大師の爪書き石)「南無阿弥陀仏」と六字の妙号が彫られている。

(ゆるぎ石)弘法大師金剛福寺を建立した時発見した石。乗り揺るがすと、その動揺の程度によって孝心をためすといわれている。そう言われても、よう乗らんなぁ。

 散歩から戻り一息ついて9時頃、宿を出た。

 土佐清水経由で四万十町(中村)に戻るコースで第39番札所延光寺行くことにした。

(9:10土佐清水市中浜)この下の村がジョン万次郎の出身地。生家が復元されているらしいが、村に降りた後のもう一度急坂を上ることを考えたら降りる気がしない。スルーした。

(10:40下ノ加江川)

(11:20『田吾作』で昼食)私は「青さうどん」(左)、つれ合いは「田吾作うどん」(右)を食べた。「青さうどん」は名前の通りだが、「田吾作うどん」は地野菜をたっぷり入れたものらしい。カウンター席から窓を見やるとのどかな田園風景。うどんはもちっとやわらかい。汁はダシがよく効いてうまい。やや塩辛いがサイクリングで汗をかく者には、かえってありがたい。全部飲み干しました。

(14:10 第39番札所・延光寺

 15:00に宿泊先『秋沢ホテル』に到着。こちらは素泊まりとした。なぜなら夜は居酒屋で飲みたいし、翌朝は評判の高いモーニングを出す店がすぐ近くにあるからだ。夕方、店が開くまで缶ビール3本を飲みつつ待機。

 本日の走行距離90.43km、総上昇量564 m。距離はそこそこ走ったが、ほぼ平坦な道程であった。

 18:30居酒屋『眞兵衛』で飲む。

(イサキ刺身)

(三原の汲み豆腐)

(青さ天ぷら)

(とんころから揚げ)イワシの一種らしい。鱗がしっかりしている。でも鱗も骨もサクサクでうまかった。二度揚げしているのかもしれない。

(焼酎「四万十湧水  翠王」)宿毛の焼酎蔵『すくも酒造』が新種のさつまいも「翠王」を使って醸した酒らしい。

(にんにく丸揚げ)

(出し巻き卵)

 〆はつれ合いが「カツオとろろ丼」、私は「おさしみ茶漬け」。