佐々陽太朗のチャリチャリ日記

人生いたるところに夏休みあり。佐々陽太朗の自転車日記。60歳と6ヶ月で仕事をリタイア。目指すはピンピンコロリ。死ぬまで元気なジイサンでいたい。輪行自転車旅、ポタリング、日々のトレーニングなど。

四国八十八ヵ所自転車遍路旅(第44番札所・大寶寺~第49番札所・浄土寺、たかのこの湯、居酒屋『平八』)

2022/05/06

 昨日はどうなることかと思ったが、なんとかホテル『ガーデンタイム』に泊まることが出来てぐっすり眠ることが出来た。

 7時に朝食。朝食時に宿のお姉さん(女将か?)に、今日は44番札所・大寶寺からまわり松山まで走ると言うと、44番と45番を廻る間荷物を預かってくれるという。また、自転車で廻るなら、45番から同じ道を戻ってくるより、遠回りになるが時計回りにぐるっと円を描くように走る方がなだらかで楽かもしれないと言う。いろいろ親切だ。

 7:40ホテル『ガーデンタイム』を出発した。荷物はお言葉に甘えてホテルに置いてきた。

(7:46~8:20 「第44番札所・大寶寺」)

「第44番札所・大寶寺」から「第45番札所・岩屋寺」までの道は秋になればさぞかし美しかろうと思われる渓谷。もちろん若葉もきれいだ。このあたりの山は奇岩が目立つ。

(9:10~10:12 「第45番札所・岩屋寺」)

 岩屋寺は標高700m。奇峰が天を突き、巨岩の中腹に埋め込まれるようにお堂が建っている。これまで廻ってきたなかでも最も印象に残る山岳霊場であった。

 納経の後、甘いものを取って休憩。44番・大寶寺で買いもとめた「おくま饅頭」がうまい。

 岩屋寺からの道はホテル『ガーデンタイム』で教えてもらったとおり、快適な道であった。

 11:30、ホテル『ガーデンタイム』に帰着。お昼をホテル内のレストランでいただいた。

 12:10、『ガーデンタイム』を後にし、国道440号を三坂峠越えで松山に入った。三坂峠は標高720m。標高の高い久万高原町からの峠越えだといっても結構キツかった。しかし峠を越えると、松山市へ一気に下る。景色も良く爽快な下り坂を楽しんだ。

(13:57~14:17 「第46番札所・浄瑠璃寺」)

(14:20~14:39 「第47番札所・八坂寺」)

(14:59~15:20 「第48番札所・西林寺」)

(15:34~15:56 「第49番札所・浄土寺」)

 16:00、本日の宿泊所『たかのこのホテル』に到着。

 本日の走行距離66.21km、総上昇量796m。三坂峠からの約12kmにおよぶ下り坂の気持ちよかったこと。

 ホテルには「たかのこの湯」という大きな温泉施設が併設されており、この温泉がまた素晴らしかった。弘法大師が発見したという伝説の名湯で汗を流し、疲れを癒やした。

 夕食はホテルから1kmばかり歩いたところにある居酒屋『平八』。もちろん初めて行く店であったが、当たりでした。私はこうした鼻が利く。愛媛の地酒を飲み、地元の食材を使った肴をおいしくいただいた。また訪れたい居酒屋でした。

 ホテルに戻ってもう一度「たかのこの湯」に浸かる。風呂上がりには「こーひーにゅうにゅう」。これがうまい。施設内で売っていたいちごがまたうまかった。