2022/02/28
昨日は渡船に乗り遅れ、第33番札所・雪蹊寺の納経所が開いている時間に間に合わなかった。今日は再度参詣するところから始める。
8:00にホテルを出発し、8:45に雪蹊寺に着いた。今日も天気が良く暖かい。境内の桜がチラホラ咲き始めていた。
9:30 第34番札所・種間寺に到着。こちらの本堂には「さわり大黒」があります。欅の寄せ木造りの大黒さまが人びとに触られてつやつやしています。もう一つ、境内に「しだれ赤松」という枝振りの見事な松がありました。なんでも樹齢230年の古木だそうで、もとは鹿児島にあったのを2007年に種間寺へ移植したものだそうです。
11:00 第35番札所・清瀧寺に到着。
清瀧寺から青龍寺に向かう経路は少し遠回りになるが仁淀川左岸を下ることにした。清流に淀川の水は今の時代に信じられないほど澄んでいる。今日のように天気の良い日ならば、仁淀ブルーと称される美しい青に輝いているはずだ。
12:10 仁淀川河口大橋にさしかかる。最高の天気。最高のブルー。橋から南を見るとただただ広い太平洋、北を眺めやると山の頂には未だ雪。
12:40 『南風(まぜ)』で弁当と苺、プリンを買って海辺で昼食。
13:30 宇佐大橋にさしかかる。
13:40 第36番札所・青龍寺に到着。
今日は青龍寺から須崎駅まで走り区切りとして、次回は須崎駅から遍路をスタートするつもりである。青龍寺から須崎駅まで25kmほどの距離だが、このまま県道47号を走るか、宇佐大橋に戻って県道23号線を走るか迷うところ。どちらも初めて走るので様子が分からないが、どうやら23号線のほうが坂が少なそうだ。楽な方を選んだ。おだやかで美しい海を眺めながら、西へ須崎を目指して走った。
15:45 須崎駅に到着。ここで自転車を輪行袋に包んで、列車で高知駅まで帰る。
今日の走行距離78.03km、消費カロリー1,999kcal。
高知駅に戻り、駅近くに駐車している車に自転車を積み込んだ。あとは酒だ。昨夜フラれた『かもん亭』をもう一度覗いてみたが、今日も満席で断られた。もう時間は19時になっている。あれこれ店を選んでいる時間は無い。まん防のせいで、20時には酒が提供してもらえなくなるのだ。たまたま通りがかった『とさ市場』という酒場に入った。酒も肴も土佐に来れば飲みたい食べたいと思うものはひととおり揃っている店であった。酒はサッポロビール黒ラベルを飲んだ後、司牡丹を燗でいただいた。肴は「土佐なすの煮びたし」「あおさ海苔の天ぷら」「土佐あか牛のシチュー」「鯖フライ」「めひかり(焼き)」「土佐巻き」。おいしゅうございました。