2020/07/16
今日はお世話になった方々やご近所さんへのお土産を買いに旭川空港と旭川市内へと車で出かけた。
昼メシは再び「自由軒」で食べた。一昨日訪れたばかりだが、今日は「五郎さんセット」を食べるつもりである。「五郎さんセット」とは、『孤独のグルメ』の2016年正月スペシャルで井之頭五郎が旭川出張で食べた味噌汁ライス、カニクリームコロッケ、ホッケフライがセットになったものである。ちなみにこの味噌汁はでかい。豚肉と半熟卵、ちくわなどが入っている。味噌汁とライスだけでお腹が大きくなるほどのものである。カニクリームコロッケとホッケフライはどちらも2個ずつ、キャベツとポテサラがついている。予想どおりの味ながらうまかった。満足の味である。
わざわざ旭川に車で出かけてきたのにはもう一つ目的がある。自由軒の近くにある「ジャパチーズアサヒカワ」でチーズを買いたかったのだ。店は平和通買物公園の通りに面しており、あたりの商店となじんでおり目立たない。チーズ工房といって観光客目当ての見せかけで勝負していないところが良い。実は7月13日に富良野を訪れた時、某チーズ工房へ立ち寄ったのだが、完全な観光施設で買う気がしなかった。その点、こちらはまともである。店に入ると商品を陳列してあるケースと冷蔵庫、奥に工房があった。狭い店である。まさに街中のチーズ屋。「ジャパチーズ」というネーミングは日本人のためのチーズを、街中の豆腐屋のようにというコンセプトに由来するという。チーズ好きの娘夫婦とワイン好きの親戚に贈ったのだが好評であった。
15:00前に東川暮らし体験館に帰った。今日は特に予定はない。日差しが強いが忠別川を忠別湖に向けてポタリングした。このあたりは川沿いに必ずサイクリングロードが整備されている。片道15kmほどの道のり。青空、雲、道端の草花(クサフジ、キツネノボタン、ヤマアジサイ、ワスレナグサ)が本当に美しく目を楽しませてくれた。とりわけこの日は雲が素晴らしかった。夏らしい入道雲がニョキニョキと青い空に湧き上がる。やがてそれは一定の高さで横に平らにひろがるかなとこ雲になる。どうやら空には天井があるらしい。雲はそれ以上うえには成長しない。
忠別湖で折り返し、往路とは路をずらして別の路を走って東川町にもどった。時間にして3時間弱、距離は30kmほどでした。良い具合にお腹がすいたので、昨夜と同じ居酒屋「りしり」に入った。
今日の酒は旭川「東川米 純米」をボトルでもらった。お通しはシマエビ、続いてしめ鯖、ししゃも、牡蠣海苔天ぷら、ジャガイモに塩辛、ザンギと今夜も注文した料理すべてがおいしかった。
〆御飯に私は金目の煮付け、つれ合いは鯛茶漬けを注文。漬けものもうまい。大満足で店を後にした。
明日は今日、訪れた忠別湖からさらに奥へ走り旭岳ロープウェイに行くつもりである。山岳コースとまでは言わないが、ちょっとした上り坂になる。早めに就寝し明日に備えた。(つづく)