2020/11/15
隠岐の島での滞在も本日が最後。昨夜は良き居酒屋二軒で酒を飲み、気分上々。朝食はこちら。これにご飯と味噌汁がついて、いわゆる日本の宿の朝食ですな。うまかった。朝食会場で居酒屋「点」を紹介してくれたお姉さんを見かけたので、お礼を申し述べる。楚々とした美人で笑顔がかわいらしい。
今日は15:10西郷港発のフェリー「くにが」で本土に帰る予定である。七類港着は17:35。正午近くまで自転車で島内をポタリング。昼食を食べた後、観光体験として「ぐるり町あるき」を申し込んでいる。隠岐での宿泊とこの観光体験が揃えば帰りのフェリー代がタダになるのだ。ありがたや。
と、いうことで、朝食後は西郷港に向かい「ぐるり町あるき」を申し込んで、午前中のポタリングに出た。
まずは隠岐国分寺を訪問。こちらは後醍醐天皇の行在所阯である。後醍醐天皇の行在所といえば、一昨日訪れた島前・西ノ島町別府の黒木御所跡があったと思うのだが、これはどう考えれば良いのか。良く解らない。疑問として持っていればそのうち判るかも知れない。今日はとにかく島の景色を楽しみたい。
隠岐国分寺の後は玉若酢命神社を訪問。こちらの境内には樹齢千数百年といわれる杉の巨木がある。神社の造りも厳かですばらしい。
玉若酢命神社を参詣したあとは西郷港に戻り、自転車を袋詰めして乗船準備を整え、昼食。昼食は「フィッシャーマンズワーフ隠岐」でとることにした。まずはビール。キンキンに冷えたアサヒスーパードライのうまいのなんの。陽光に輝く青い海、カモメを眺めながらのビールは最高だ。
うまい昼飯を腹一杯食べ、ほろ酔い気分で観光体験「ぐるり町あるき」に出た。昔ながらの港町と商人の町並みが残る西郷をガイドの案内とともに巡らせていただいた。港にはイカ漁の船が多くあったが、近年、漁は不振だとのこと。中国が大小にかかわらず網でごっそり獲ってしまうのだそう。いやはやなにかにつけて問題の多い国です。
15:10発の「くにが」で隠岐の島を後にする。さらば隠岐の島。また来るよ。