佐々陽太朗のチャリチャリ日記

人生いたるところに夏休みあり。佐々陽太朗の自転車日記。60歳と6ヶ月で仕事をリタイア。目指すはピンピンコロリ。死ぬまで元気なジイサンでいたい。輪行自転車旅、ポタリング、日々のトレーニングなど。

内海町(横島、田島)をポタリング

2023/04/22

 昨日のお昼前に広島県福山市内海町に来た。移動手段は自動車だが、ルーフにロードバイクを積んできた。気候が温かくなったので、瀬戸内の島をゆったりとポタリングしたくなったのだ。春になるとうららかな瀬戸内の島を走りたくなる。陽光にキラキラ輝くおだやかな海、ゆる~と顔をなでる風、眼にやわらかな新緑、小鳥のさえずり、春ならではの心地よさが瀬戸内の島にはある。昨年の4月は弓削島、佐島、生名島、岩城島を走った。今年もどこかを走りたくなり、内海町に目をつけた。福山から南へ走り内海大橋を渡ると田島、さらにその先の横島へは睦橋で繋がっている。二つの島はさほど大きくなく、両島を一周しても30kmほどだ。多少の坂があっても半日あれば余裕で廻れる距離である。のんびりと散歩するようにポタリングするのにちょうど良い。

 田島から内海大橋を望む。

 スタート地点は睦橋を渡ってすぐ、横島の「うつみ市民交流センター」とした。公共施設なので駐車場があり、トイレも借りられる。そのすぐ近くにある「海上センターうつみ荘」に今夜の宿も取っているのでちょうど良い。そこを起点に時計回りに横島を一周し、睦橋を渡って田島を時計回りに一周してスタート地点にもどる。ちょうど眼鏡を一筆書きするように走る。

 横島の東岸から田島西岸を望む。天気は良いのだがかなり霞んでいる。黄砂の影響だろうか。

 横島南岸を走りながらパチリ。

 田島北岸を走りながら内海大橋を望む。

 田島、県道385号から内海大橋を望む。

 矢ノ島を眺めながら一休み。

 再び横島に戻り、町中を走る。

 家廻公園(横島小学校跡)。

 今夜の宿「海上センターうつみ荘」。部屋の下は海。潮が満ちていれば、部屋の窓から竿を出し魚釣りができる。

 早めの夕食。まずは広島の酒「酔心」を冷酒で。

 あさりとわけぎのぬた、海藻の酢の物、カワハギの造り。

 カワハギの造りはきれいな白身がサッパリと上品な味、そして肝はまったりと濃厚な味。残った頭と骨はあとで吸い物にしていただく。

 甘鯛の白子蒸し。

 オコゼのから揚げ。頭からガブリと骨までいただける。

 蒸し牡蠣。身がプリプリでうまい。

 蒸し鮑。柔らかな身に甘辛いツメがからんでうまい。

 揚げもの。

 腹一杯になり、酒に陶然となったあとは熟睡。絶えず聞こえるさざなみの音が子守歌となり、朝までぐっすり眠った。

 朝食。あさりの味噌汁がうまかったのなんの。

 朝食後すぐに宿をあとにして、沼隈町の「道の駅 アリストぬまくま」で海産物を土産に買った。九時ごろだったが、駐車場がいっぱい。観光客というより地元のお客さんがほとんどである様子。鯛が二尾で500円。大きなカワハギが二尾で1,200円と激安であった。地元の人が買い物に来るはずだ。

 お昼前に福山市内に住む息子を迎えに行き、昼飯を一緒に食べる。福山ではいつも『うなぎ なか勝』に行く。ここの鰻は本当にうまい。予約を取らないので、行って待つしかない。11時半に店に着いたのだが、すでに待ち客が二〇人ほどあり、一時間以上待つことになった。それでも他の店に行く気はない。ここの鰻が好きだ。ここでも酒は「酔心」を冷酒で。

 

 家に帰っての夕食は二尾500円の鯛を塩焼きにした。酒は「天上夢幻 特別純米 生原酒」。華やかな香り、旨味ののった芳醇な酒です。

 〆はつれ合いが知人からいただいたというラーメン。奇しくも真鯛だし仕立ての尾道ラーメン。麺を茹で、スープを温めるだけだが、本格的な味が愉しめた。うまい。

 

jhon-wells.hatenadiary.jp