佐々陽太朗のチャリチャリ日記

人生いたるところに夏休みあり。佐々陽太朗の自転車日記。60歳と6ヶ月で仕事をリタイア。目指すはピンピンコロリ。死ぬまで元気なジイサンでいたい。輪行自転車旅、ポタリング、日々のトレーニングなど。

『東川楽座 笹一』で酒「東川青木尾上」をやる

2021/10/18

 東川町二日目の夜は居酒屋に行くことにした。昨年夏に見つけたお気に入りの店『りしり』に行ったが、ちょうどタレントのH氏とカメラを持ったスタッフ連中が暖簾をくぐるところであった。どうやらTVの取材で手一杯の様子。どんな店か様子が分からないまま、勘で『東川楽座 笹一』に入った。

 見たところ寿司屋の風情だが、ファミリー向けのメニューもあり、子どもから老人まで気楽に食事を愉しめる店のようだ。もちろんうまい酒と肴があり居酒屋としてもなかなか良い店であった。

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 まずは乾杯酒。旭川の酒蔵「高砂酒造」の「発泡性純米酒 若蔵 瓶内二次発酵酒」をチョイス。ワイン酵母純米酒若蔵の原酒をベースにワイン酵母で瓶内二次発酵させた酒。瓶詰したお酒に酵母を添加し再発酵させることで炭酸ガスを封じ込めてある発泡酒です。酒米は「彗星」という品種らしい。柔らかい甘みを持ち、淡麗な口当たりにきめ細かい泡が心地よい上品な酒だった。

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「だし巻き玉子」「〆鯖の炙り」を注文。酒は『東川青木尾上』。東川町の青木さん、尾上さんという米農家が育てた米「彗星」で醸した酒です。昨年7月に東川町に滞在したときにも飲んだ酒だが、その時のブログによると昨年は蔵元が佐賀県の東鶴酒造のもの一種であった。(いちばん下に昨年のブログページへのリンク) 今年は東鶴酒造を含め3つの蔵のものがあるという。ならば飲み比べねばなるまいと注文。

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 左から高知県「文佳人」、佐賀県「東鶴」、北海道倶知安町の「二世古」。「文佳人」は柑橘系の甘やかな香り、甘みと酸味のあとに心地よい苦みが追いかけてくるところがいかにも高知らしい爽やかな酒。真ん中の「東鶴」は豊かな旨味があるどっしりした酒。右の「二世古」は優しい甘みと酸のバランスのとれた酒で香りもフレッシュ。同じ米を使ってもそれぞれの蔵の醸し方、水によって多様な味わいになるのが良く分かる。それぞれが食中酒としてすばらしく、肴の「青つぶガーリック焼き」の強い風味にも負けることがない。

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 平目とぼたん海老を握ってもらい〆にしました。大満足。

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jhon-wells.hatenadiary.jp